本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
下記疾患に伴う咳嗽および喀痰喀出困難
感冒、上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル)、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺炎、肺結核
気管支拡張症
通常成人1日3〜6錠を3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
徴候・症状
過量投与により、眠気、眩暈、興奮、譫妄、見当識障害、意識障害、精神錯乱等があらわれることがある。
処置
興奮が激しい場合は、必要に応じてアモバルビタールナトリウムかペントバルビタールナトリウムを静注する。その他の場合は、必要に応じて上記の内服薬(アモバルビタール、ペントバルビタールカルシウム)を投与するか、10%フェノバルビタールの筋注ないし皮下注又はジアゼパムを筋注する。
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)
本剤の代謝物により、赤味がかった着色尿がみられることがある。
安定性試験結果の概要
加速試験(40℃、相対湿度75%、6ヵ月)の結果、アスワート錠20mgは通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
(頻度不明)
咳嗽、腹痛、嘔吐、発疹、呼吸困難等を伴うアナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 精神神経系 | 眠気、不眠、眩暈、興奮 |
| 消化器 | 食欲不振、便秘、口渇、胃部不快感・膨満感、軟便・下痢、悪心、腹痛 |
| 過敏症 |
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アスワート錠20mg 9.6円/錠
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