2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 ピペラジン系駆虫薬(ピペラジンリン酸塩水和物)を投与中の患者[10.1参照]
回虫、鉤虫、蟯虫、東洋毛様線虫の駆除
通常小児に対し体重1kg当りピランテルとして10mgを1回経口投与する。
9.3 肝機能障害患者
少数例に一過性の軽微なAST上昇の報告がある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
14.1 薬剤投与時の注意
本剤は、用時適量の水を加えシロップ剤として投与するが、そのまま経口投与することもできる。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| ピペラジン系駆虫薬ピペラジンリン酸塩水和物[2.2参照] | 両剤の駆虫作用が減弱するおそれがある。 | 両剤の駆虫作用が拮抗したとの報告がある。 |
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 1%以上 | 0.1〜1%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
| 精神・神経系 | 頭痛 | めまい | 嗜眠、不眠 | |
| 消化器 | 腹痛、悪心・嘔吐 | 下痢、食欲不振 | ||
| 肝臓 | AST上昇 | |||
| 過敏症 | 発疹 | 掻痒、蕁麻疹 | ||
| その他 | 倦怠感 | 冷汗、多汗 |
注)錠剤による発現頻度。発現頻度は副作用調査を含む
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