下記の場合の呼吸障害及び循環機能低下
新生児仮死、ショック、催眠剤中毒、溺水、肺炎、熱性疾患、麻酔剤使用時
ジモルホラミンとして、通常成人1回30〜60mg(1回2mL〜4mL)を皮下又は筋肉内注射する。
新生児には1回7.5〜22.5mg(1回0.5mL〜1.5mL)を皮下又は筋肉内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減し、必要に応じ反復投与するが、1日量200mgまでとする。
ジモルホラミンの痙攣誘発作用量は呼吸興奮量よりはるかに大きいが、本剤の投与にあたっては患者の呼吸、血圧、脈拍、覚醒状態、角膜反射などの全身状態を観察しながら行い、過量投与にならないよう注意すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者
痙攣閾値を低下させる可能性がある。
9.5 妊婦
9.5.1 妊娠後期の女性
投与しないことが望ましい。胎児に異常運動等の影響を及ぼし、分娩時羊水の混濁をおこしたとの報告がある。
9.5.2 妊婦(妊娠後期の妊婦は除く)又は妊娠している可能性のある女性
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
新生児に投与する場合には、あらかじめ十分に気道内の羊水、粘液等を吸引除去した後投与すること。
14.1 薬剤投与時の注意
<皮下注射>
局所刺激作用として本剤を皮下注射した場合、局所に数時間発赤を生じることがある。
<筋肉内注射>
組織・神経などへの影響を避けるため、下記の点に注意すること。
・同一部位への反復注射は避けること。なお、新生児、低出生体重児、乳児、小児には特に注意すること。
・神経走行部位を避けるよう注意すること。
・注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流を見た場合には、直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
0.1〜5%未満 | |
呼吸器 | 咳嗽 |
精神神経系 | めまい、耳鳴 |
その他 | 口内熱感・しびれ感、全身しびれ感 |
テラプチク皮下・筋注30mg 143円/管
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