本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
尋常性ざ瘡
1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布する。
全身性の過敏反応や重度の皮膚刺激症状が認められた場合は本剤の使用を中止すること。
本剤の使用中に皮膚剥脱(鱗屑・落屑)、紅斑、刺激感、腫脹等があらわれることがある。紅斑や腫脹が顔面全体や頚部にまで及ぶ症例も報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
本剤の使用中には日光への曝露を最小限にとどめ、日焼けランプの使用、紫外線療法は避けること。
使用時
他の外用剤と併用する場合は、皮膚刺激症状が増すおそれがあるため注意すること。
本剤は漂白作用があるので、髪、衣料等に付着しないように注意すること。
使用部位
外用としてのみ使用すること。
眼、口唇、その他の粘膜及び傷口に使用しないこと。これらの部位に本剤が付着した場合は、直ちに水で洗い流すこと。
承認時までの臨床試験において、本剤を投与した435例中190例(43.7%)に副作用が認められた。主な副作用は、皮膚剥脱(鱗屑)81例(18.6%)、適用部位刺激感61例(14.0%)、適用部位紅斑60例(13.8%)、適用部位乾燥32例(7.4%)であった。(承認時)
次のような副作用が認められた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
頻度不明注1) | 5%以上 | 5%未満 | |
皮膚 | 汗疹、違和感、皮脂欠乏症、ほてり、浮腫、丘疹、疼痛、水疱 | 皮膚剥脱(鱗屑・落屑)、刺激感、紅斑、乾燥 | そう痒、接触性皮膚炎注2)、皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、間擦疹、乾皮症、脂腺機能亢進、腫脹、ピリピリ感、灼熱感 |
その他 | 血中コレステロール減少、血中尿素減少 | 口角炎、眼瞼炎、白血球数減少、白血球数増加、血小板数増加、血中ビリルビン増加、ALT(GPT)増加 |
注1)自発報告又は治験時5%製剤のみで認められた副作用のため、頻度不明。
注2)症状が強い場合には、使用を中止するなど、適切な処置を行うこと。
ベピオゲル2.5% 97.7円/g
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使いやすさ
投稿日: 2015/03/12 参考率: 94%(30人/32人)
麻酔科/60代/処方経験あり