外用合成副腎皮質ホルモン剤
一般名 |
ジフルコルトロン吉草酸エステル
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製造/販売 | レオファーマ |
剤形/規格 |
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皮膚結核、梅毒性皮膚疾患、単純疱疹、水痘、帯状疱疹、種痘疹の患者[症状を悪化させることがある]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎の患者[鼓膜の自然修復を阻害するおそれがある]
潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷の患者[上皮形成の阻害が起こる可能性がある]
○湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、日光皮膚炎を含む)
○乾癬
○掌蹠膿疱症
○痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹を含む)
○紅皮症
○慢性円板状エリテマトーデス
○アミロイド苔癬
○扁平紅色苔癬
通常1日1〜3回、適量を患部に塗布する。
大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用により副腎皮質ステロイド剤を全身投与した場合と同様な症状があらわれることがある。[9.5、9.7、9.8、11.1.2参照]
本剤の使用により症状の改善がみられない場合又は症状の悪化がみられる場合は使用を中止すること。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性に対しては大量又は長期にわたる広範囲の使用を避けること。動物実験(ラット、マウス、ウサギ:連日皮下投与)で催奇形作用が報告されている。[8.1参照]
9.7 小児等
長期・大量使用又は密封法(ODT)により発育障害を来すおそれがある。また、おむつは密封法(ODT)と同様の作用があるので注意すること。[8.1参照]
9.8 高齢者
大量又は長期にわたる広範囲の密封法(ODT)等の使用に際しては特に注意すること。一般に副作用があらわれやすい。[8.1参照]
14.1 薬剤投与時の注意
眼科用として使用しないこと。
14.2 薬剤交付時の注意
患者に化粧下、ひげそり後などに使用することのないよう注意すること。
小児の手のとどかない所に保管するよう指導すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 眼圧亢進、緑内障(いずれも頻度不明)
眼瞼皮膚への使用により、起こすことがある。
11.1.2 後のう白内障、緑内障(いずれも頻度不明)
大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、症状があらわれることがある。[8.1参照]
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
1%未満 | 頻度不明 | |
皮膚の感染症注1) | 皮膚の真菌性(カンジダ症、白癬等)感染症、皮膚の細菌性(伝染性膿痂疹、毛のう炎等)感染症[密封法(ODT)の場合、起こり易い] | |
その他の皮膚症状注2) | 乾燥感 | 長期連用によるステロイドざ瘡(尋常性ざ瘡に似るが、白色の面皰が多発する傾向がある)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張)、ステロイド酒さ・口囲皮膚炎(口囲、顔面全体に紅斑、丘疹、毛細血管拡張、痂皮、鱗屑を生じる)、魚鱗癬様皮膚変化、多毛、紫斑、色素脱失 |
過敏症 | 皮膚の刺激感 | 発疹 |
下垂体・副腎皮質系機能 | 大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)による下垂体・副腎皮質系機能の抑制 |
注1)適切な抗菌剤、抗真菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、使用を中止すること。
注2)徐々にその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り換えること。
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効果の強さ
投稿日: 2016/09/17 参考率: 96%(26人/27人)
放射線科/50代/処方経験あり