シンチグラフィによる褐色細胞腫、神経芽細胞腫または甲状腺髄様癌の診断
通常、成人には、本品20〜40MBqを静脈より投与し、1〜4日後にガンマカメラを用いてシンチグラムを得る。
なお、投与量は、年齢、体重により適宜増減する。
また、小児、幼児または乳児への投与量は必要最小量とし、原則として20MBqを超えて投与しないこと。
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
本品投与にあたっては、体内で遊離した放射性ヨードが甲状腺に摂取されることを防止するため、適当なヨード剤(例えばルゴール液など)を服用させること。
レセルピン、三環系抗うつ剤、塩酸ラベタロールを投与している場合、本品の腫瘍への集積が抑制されるとの報告がある
承認前の臨床試験では、総症例100例中、副作用は認められなかった。
承認後の使用成績調査715症例(高齢者151例、小児116例含む)中、副作用1例(0.14%)1件(血管痛)が認められた。〔再審査終了時〕
以下の副作用は、上記調査において認められたもの、あるいは別途自発的に報告されたものである。
| 0.1%〜5%未満 | 0.1%未満 | |
| 過敏症 | 発疹 | |
| その他 | 血管痛 |
フェオMIBG-I131注射液
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