脂肪酸代謝シンチグラフィによる心疾患の診断
通常,成人には本剤74〜148MBqを静脈内投与する。投与後15〜30分より被検部に検出器を向け,撮像もしくはデータ収集を行いシンチグラムを得る。
投与量は年齢,体重により適宜増減する。
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし,投与量は最小限度にとどめること。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には,診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
14.1 薬剤投与時の注意
注射漏れをおこすと投与部位に痛みを生じることがあるので,投与に際しては薬液が血管外に漏出しないように注意すること。
本剤は,医療法その他の放射線防護に関する法令,関連する告示及び通知等を遵守し,適正に使用すること。
次の副作用があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | − | − | 発疹, |
呼吸器 | − | − | 呼吸困難 |
消化器 | − | − | 嘔気 |
循環器 | − | − | 血圧上昇,血圧低下 |
精神神経系 | − | − | 痙攣,失神,意識低下 |
その他 | 異臭,味覚異常 | 口内異常感,注射部疼痛 | 顔面蒼白,脱力感,注射部腫脹 |
頻度は使用成績調査を含む
カルディオダイン注 318円/MBq
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