褥瘡、皮膚潰瘍(熱傷潰瘍、下腿潰瘍)
症状及び病巣の大きさに応じて適量を使用する。潰瘍面を清拭後、1日1〜2回ガーゼなどにのばして貼付するか、又は患部に直接塗布する。
8.1 広範囲な創面に本剤を大量かつ長期に使用する場合は、ブクラデシンナトリウムを全身的投与した場合と同様の症状があらわれることがあるので、定期的に血圧、脈拍数、心電図、尿量、全身状態、血糖値等を観察し、異常が認められた場合には休薬等の適切な処置をとること(特に乳児、幼児、小児の場合は注意する)。[9.7.1参照]
8.2 潰瘍の改善に伴って形成される新生肉芽は、軽微な刺激により新生血管が損傷し、出血症状を招くことがあるので、ガーゼの交換等の処置は十分注意して行うこと。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
9.7 小児等
9.7.1 乳児、幼児、小児において、広範囲な創面に本剤を大量かつ長期に使用する場合は、特に注意すること。[8.1参照]
9.7.2 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
14.1 薬剤使用時の注意
14.1.1 本剤には抗菌作用はないので以下について注意すること。
(1)潰瘍面を清拭消毒後、貼付又は塗布すること。
(2)感染があらわれた場合には、抗生物質を投与するなどの適切な処置を行い、経過を観察すること。
14.1.2 本剤には薬理作用上壊死組織を積極的に融解する作用はないので、使用前に必要に応じ壊死組織を除去すること。
14.1.3 眼科用に使用しないこと。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 1〜5%未満 | 0.1〜1%未満 | 頻度不明 | |
| 皮膚 | 疼痛 | 接触皮膚炎(紅斑、発赤、そう痒、刺激感等) | 接触皮膚炎(水疱)、滲出液増加 |
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使いやすさ
投稿日: 2015/09/12 参考率: 100%(1人/1人)
皮膚科/60代/処方経験あり