カーディオライト注射液第一 他

放射性医薬品

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リスト同薬効薬剤
一般名 ヘキサキス(2-メトキシイソブチルイソニトリル)テクネチウム(99mTc)
製造/販売 富士フイルムRIファーマ
剤形/規格
  • カーディオライト注...
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効能・効果

  • 心筋血流シンチグラフィによる心臓疾患の診断

  • 初回循環時法による心機能の診断

  • 副甲状腺シンチグラフィによる副甲状腺機能亢進症における局在診断

用法・容量

  • 心筋血流シンチグラフィによる心臓疾患の診断

    • 通常、成人には、本品370〜555MBqを静脈より投与し、30分以降にガンマカメラを用いて心筋血流シンチグラムを得る。または、心電図に同期させてデータ収集を行い、心筋血流シンチグラムを得る。

  • 初回循環時法による心機能の診断

    • 通常、成人には、本品740MBqを肘静脈より急速に投与し、直後より心RIアンギオグラムを得る。必要に応じ、収集したデータより駆出分画を算出する。
      また、心電図に同期させてデータ収集を行い、拡張末期像及び収縮末期像を得る。

  • 副甲状腺シンチグラフィによる副甲状腺機能亢進症における局在診断

    • 〔ダブルフェーズ法〕

      • 通常、成人には、本品370〜740MBqを静脈より投与し、投与後5〜15分(初期像)及び投与後2〜3時間(後期像)に頸部及び胸部を撮像してシンチグラムを得る。必要に応じて断層像を追加する。

    • 〔サブトラクション法〕

      • 過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)又はヨウ化ナトリウム(123I)による甲状腺シンチグラフィを実施後、通常、成人には、本品185〜600MBqを静脈より投与し、その10分後に撮像する。必要に応じて断層像を追加する。

  • なお、投与量は、年齢、体重及び検査方法によりそれぞれ適宜増減する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。

その他の注意

  • 初回循環時法及び心筋血流シンチグラフィをともに行う必要のある患者においては、初回循環時法を行った後、本品投与30分以降に心筋血流シンチグラフィを併せて行うことができる。

  • 本品による副甲状腺シンチグラフィは、多腺性疾患において全ての病的副甲状腺を検出する能力には限界があることが知られている

相互作用

副作用

副作用発現状況の概要

  • 承認前の臨床試験では、総症例782例中、副作用は447例(57.2%)に認められ、口内苦味感や金属臭446件(57.0%)、発熱1件(0.13%)であった。〔承認時〕

  • 承認後の使用成績調査では、5,196症例(高齢者2,701例、小児103例含む)中、副作用は1,062例(20.4%)に認められ、主な副作用は、口内苦味感や金属臭1,060件(20.4%)であった。〔再審査終了時〕

  • 効能追加時の臨床試験では、総症例89例中、副作用は63例(70.8%)に認められ、主な副作用は、口内苦味感や金属臭60件(67.4%)、頭痛5件(5.6%)であった。〔効能追加時〕

  • 以下の副作用は、上記調査において認められたもの、あるいは別途自発的に報告されたものである。

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

  • まれにショック及び血管浮腫、呼吸困難等のアナフィラキシーがあらわれるとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

その他の副作用

20%以上 0.1%〜5% 0.1%未満
過敏症 蕁麻疹、そう痒感、顔面紅潮、発疹
循環器 ST変化、徐脈
精神神経系 口内苦味感や金属臭
消化器 嘔吐、嘔気、悪心
その他 頭痛 発熱、血管痛、全身熱感、浮揚感、口渇、けいれん、意識消失、胸痛

薬価

カーディオライト注射液第一 25333円/筒
カーディオライト注射液第一 48683円/筒
カーディオライト注射液第一 50115円/筒

評価サマリー

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