ハイ・プレアミン

必須アミノ酸製剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 総合アミノ酸製剤(ソルビトール添加)
製造/販売 扶桑薬品工業
剤形/規格
  • ハイ・プレアミンS...

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禁忌

  • 2.1

     アミノ酸代謝異常のある患者[投与されたアミノ酸が代謝されず、アミノ酸インバランスが助長されるおそれがある。]

  • 2.2

     重篤な腎障害のある患者又は高窒素血症の患者(いずれも透析又は血液ろ過を実施している患者を除く)[8.、9.2.1、9.2.2参照]

  • 2.3

     肝性昏睡又は肝性昏睡のおそれのある患者[9.3.1参照]

  • 2.4

     遺伝性果糖不耐症の患者[ソルビトールが体内で代謝されて生成した果糖が正常に代謝されず、低血糖、肝不全、腎不全等が誘発されるおそれがある。]

効能・効果

  • 下記状態時のアミノ酸補給

    • 低蛋白血症、低栄養状態、手術前後

用法・容量

  • 通常成人1回20〜500mLを緩徐に静注又は点滴静注する。投与速度はアミノ酸の量として60分間に10g前後が体内利用に望ましく通常成人200mL当たり80〜100分を基準とし、小児、老人、重篤な患者にはさらに緩徐に注入する。
    なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
    ただし、1日量はD-ソルビトールとして100gまでとする。

注意事項

重要な基本的注意

  • 透析又は血液ろ過を実施している重篤な腎障害のある患者又は高窒素血症の患者における、尿素等の除去量、蓄積量は透析の方法及び病態によって異なる。血液生化学検査、酸塩基平衡、体液バランス等の評価により患者の状態を確認した上で投与開始及び継続の可否を判断すること。[2.2、9.2.2参照]

慎重投与

  • 9.1 合併症・既往歴等のある患者

    • 9.1.1 高度のアシドーシスのある患者

      • アシドーシスが悪化するおそれがある。

    • 9.1.2 うっ血性心不全の患者

      • 循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。

  • 9.2 腎機能障害患者

    • 9.2.1 重篤な腎障害のある患者又は高窒素血症の患者(いずれも透析又は血液ろ過を実施している患者を除く)

      • 投与しないこと。アミノ酸の代謝産物である尿素等が滞留し、症状が悪化するおそれがある。[2.2参照]

    • 9.2.2 透析又は血液ろ過を実施している重篤な腎障害のある患者又は高窒素血症の患者

      • アミノ酸の代謝産物である尿素等の滞留がおこるおそれがある。[2.2、8.参照]

  • 9.3 肝機能障害患者

    • 9.3.1 肝性昏睡又は肝性昏睡のおそれのある患者

      • 投与しないこと。アミノ酸の代謝が十分に行われないため、症状が悪化する又は誘発されるおそれがある。[2.3参照]

  • 9.5 妊婦

    • 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

  • 9.6 授乳婦

    • 治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

  • 9.7 小児等

    • 小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

  • 9.8 高齢者

    • 投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

適用上の注意

  • 14.1 全般的な注意

    • 14.1.1

       使用時には、感染に対する配慮をすること。

  • 14.2 薬剤調製時の注意

    • 薬剤を配合する場合には、配合変化に注意すること。

  • 14.3 薬剤投与時の注意

    • 14.3.1

       ナトリウムイオン約8mEq/L、クロールイオン約137mEq/Lを含有しているため、大量投与時又は電解質液を併用する場合には電解質バランスに注意すること。

    • 14.3.2

       残液は使用しないこと。

取扱上の注意

  • 20.1

     品質保持のためにガスバリア性の包材で包装し、脱酸素剤を封入しているので、ブリスター包装は使用時まで開封しないこと。

  • 20.2

     以下の場合には使用しないこと。

    • ・ブリスター包装が破損している場合

    • ・ブリスター包装内や容器表面に水滴や結晶が認められる場合

    • ・容器から薬液が漏れている場合

    • ・容器を加温、振とうしても溶解しない結晶が認められる場合

    • ・性状その他薬液に異状が認められる場合

相互作用

副作用

その他の副作用

  • 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

頻度不明
過敏症 発疹
消化器 悪心、嘔吐
循環器 胸部不快感、動悸
大量・急速投与 アシドーシス
その他 悪寒、発熱、熱感、頭痛、血管痛

薬価

ハイ・プレアミンS注−10% 61円/管

評価サマリー

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