局所に結核性,化膿性又は梅毒性感染症,ウイルス性疾患のある患者[症状を悪化させることがある]
局所に真菌症(カンジダ症,白癬等)のある患者[症状を悪化させることがある]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
ジフルコルトロン吉草酸エステル,リドカインに対し過敏症の既往歴のある患者
痔核に伴う症状(出血,疼痛,腫脹)の緩解
通常,成人には1回1個を1日2回肛門内に挿入する.
本剤での治療は対症療法であるため,概ね1週間を目処として使用し,その後の継続投与については,臨床効果及び副作用の程度を考慮しながら慎重に行うこと.
局所に感染症又は真菌症がある場合には,使用しないことを原則とするが,やむを得ず使用する必要がある場合には,あらかじめ適切な抗菌剤,抗真菌剤による治療を行うか,又はこれらとの併用を考慮すること.
他のリドカイン製剤が併用投与される患者[リドカインの血中濃度が上昇するおそれがある]
本剤は直腸投与にのみ使用するよう指導すること.
高温になると硬度が低下し挿入しにくいことがあるので,その場合には被包のまま坐剤の先端を下に向け冷水等で冷し固くしてから使用すること.
小児の手のとどかない所に保管するよう指導すること.
総症例2,182例中,18例(0.82%)に副作用が認められた.副作用は
臨床検査値異常は認められなかった.(再審査終了時)
下記の副作用があらわれることがあるので,このような場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと.
| 0.1〜1%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
| 皮膚の感染症 | 皮膚及び陰部の真菌症(カンジダ症,白癬等),ウイルス性及び細菌性感染症 | ||
| 過敏症 |
|
皮膚刺激感,下痢 | |
| 下垂体・副腎皮質系機能 | 大量又は長期使用による下垂体・副腎皮質系機能の抑制 | ||
| 長期連用 | 長期連用による全身投与の場合と同様な症状 | ||
| 消化器 | 鼓腸放屁 |
ネリプロクト坐剤 27.8円/個
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