本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
絆創膏として
疣贅・鶏眼・胼胝腫の角質剥離
軟膏または液剤として
乾癬、白癬(頭部浅在性白癬、小水疱性斑状白癬、汗疱状白癬、頑癬)、癜風、紅色粃糠疹、紅色陰癬、角化症(尋常性魚鱗癬、先天性魚鱗癬、毛孔性苔癬、先天性手掌足底角化症(腫)、ダリエー病、遠山連圏状粃糠疹)、湿疹(角化を伴う)、口囲皮膚炎、掌蹠膿疱症、ヘブラ粃糠疹、アトピー性皮膚炎、ざ瘡、せつ、腋臭症、多汗症、その他角化性の皮膚疾患
症状に応じて下記の濃度の軟膏剤、または液剤とし、1日1〜2回塗布または散布する。
小児
サリチル酸として 0.1〜3%
成人
サリチル酸として 2〜10%
なお、疣贅・鶏眼・胼胝腫には、通常サリチル酸として50%の絆創膏を用い、2〜5日目ごとに取りかえる。
患部が化膿しているなど湿潤、び爛が著しい場合には、あらかじめ適切な処置を行った後使用すること。
使用部位
眼には使用しないこと。
使用時
長期間使用しても症状の改善が認められない場合には、改めて診断し適切な治療を行うことが望ましい。
広範囲の病巣に使用した場合は、副作用があらわれやすいので注意して使用すること。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
過敏症(頻度不明)
過敏症状があらわれた場合には使用を中止すること。
皮膚(頻度不明)
発赤、紅斑等の症状があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には使用を中止すること。
長期・大量使用(頻度不明)
内服、注射等全身的投与の場合と同様な副作用があらわれることがある。
サリチル酸原末「マルイシ」 2.82円/g
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