妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
下垂体成長ホルモン分泌機能検査
本品を注射用水1mLに溶解し、ソマトレリン酢酸塩として、通常5歳以上18歳未満では体重1kg当たり1μgを、18歳以上では100μgを早朝空腹時、静脈内に徐々に注射する。
調製方法
溶解後はできるだけ速やかに使用すること。
投与時
摂食により血中成長ホルモンの値が変動することがあるので、早朝空腹時に投与すること。
ストレス、運動等により血中成長ホルモンの値が上昇することがあるので、ベッドにて安静を保ってから投与すること。
年齢30歳以上及び肥満度が+20%を超える人では血中成長ホルモンの反応性が低い。
承認までの臨床試験(632例)において243例(38.4%)及び再審査期間中(承認〜1995年1月)の使用成績調査(943例)において66例(7.0%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められた。その主なものは、調査症例1575例中、頭頸部を中心とする一過性の熱感(ホットフラッシング)等(257例:16.3%)、白血球増多(26例:1.7%)であった。
下垂体卒中(頻度不明)
下垂体腺腫患者に投与した場合、視力・視野障害、頭痛、嘔吐等を伴う下垂体卒中があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には外科的治療等適切な処置を行うこと。
次のような副作用が認められた場合には、必要に応じ、減量、投与中止等の適切な処置を行うこと。
2%以上 | 0.1%〜2%未満 | 0.1%未満 | |
循環器 | 一過性の頭頸部を中心とした熱感(ホットフラッシング)等※ | 動悸 | |
消化器 | 嘔気 | 胸やけ様異和感 |
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精神神経 | 眠気 | ||
呼吸器 | 鼻閉感 |
||
血液 | 一過性の白血球増多 | ||
その他 | 注射部位血管痛 |
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※発現頻度16.3%
注射用GRF住友50 3203円/瓶
注射用GRF住友100 6008円/瓶
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