医療用具の消毒、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒
本剤(ホルムアルデヒド1%溶液)による浸漬、散布又は清拭を行い2時間以上放置する。
誤飲を避けるため、保管および取り扱いには十分注意すること。
上記は呼吸器などの粘膜に刺激症状を現わすので吸入を避けること。
皮膚、粘膜(目、鼻、咽喉など)に刺激症状を現わすので皮膚、粘膜、衣類に付着しないようにすること。
もし付着したときは多量の水で洗い流し、特に目の場合は水洗後直ちに専門医の処置を受けること。
消毒後、残留するホルムアルデヒドは適切な方法で除去すること。(たとえば、水洗、アンモニア水の散布・蒸発など)
規定濃度を下回らない新鮮な消毒剤を用いるとともに消毒時間を守ること。
披消毒体と消毒剤との接触を十分にすること。(たとえば、油のついた器具、重ねたままの衣類などはよくない。)
披消毒体の量、消毒体による消毒剤の吸着などを考慮し消毒剤は適宜増減すること。
高温であるほど消毒効果が高まるので18℃以上に保つようにすること。(ガス消毒の場合は、同時に湿度も75%以上に保つこと。)
本剤により変質を来すもの(ある種の染色製品、皮製品など)があるので注意すること。
アンモニア、水酸化アルカリ、タンパク質および重金属塩の、ヨウ素などの易還元性物質が共存すると本剤の作用が減弱される。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
皮膚に付着した場合
頻度不明 | |
皮膚 | そう痒感、発疹、腫脹等 |
ホルマリン水
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