グリセリン

浣腸剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 グリセリン
製造/販売 タツミ薬品工業
剤形/規格
  • グリセリン

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禁忌

  • 腸管内出血、腹腔内炎症のある患者、腸管に穿孔又はそのおそれのある患者[腸管外漏出による腹膜炎の誘発、ぜん動運動高進作用による症状の増悪、グリセリンの吸収による溶血、腎不全を起こすおそれがある]

  • 全身衰弱の強い患者[強制排便により衰弱状態を悪化させ、ショックを起こすおそれがある]

  • 下部消化管術直後の患者[ぜん動運動高進作用により腸管縫合部の離解を招くおそれがある]

  • 吐気、嘔吐又は激しい腹痛等、急性腹症が疑われる患者[症状を悪化させるおそれがある]

効能・効果

  • 浣腸液の調剤に用いる。また、溶剤、軟膏基剤、潤滑・粘滑剤として調剤に用いる。

用法・容量

  • 50%液として10〜150mL(増減)。

注意事項

慎重投与

  • 局所(腸管、肛門)に炎症・創傷のある患者[出血を促しグリセリンが吸収され溶血を、また、腎不全を起こすおそれがある]

  • 腸管麻痺のある患者[ぜん動運動高進作用により腹痛等の症状を増悪させるおそれがある]

  • 重症の硬結便のある患者[十分な効果が得られず、腹痛等の症状を増悪させるおそれがある]

  • 重篤な心疾患のある患者[症状を増悪させるおそれがある]

  • 乳児[患児側の反応を十分に把握できない場合、過量投与に陥りやすい]

  • 高齢者、妊婦(高齢者への投与、妊婦への投与の項参照)

適用上の注意

  • 浣腸用にだけ使用すること。

  • 注入に際し、直腸粘膜を損傷することがあるので、慎重に挿入すること。挿入時損傷を起こし出血がみられた場合、グリセリンが血管内に入り、溶血を起こすおそれがある。

  • 患者の状態を観察しながら投与し、異常が認められた場合には直ちに中止すること。

相互作用

副作用

その他の副作用

  • 過敏症

    発疹等が現れることがあるので、このような場合には中止すること(頻度不明)。

  • 消化器

    腹痛、腹鳴、腹部膨満感、直腸不快感、肛門部違和感・熱感、残便感等が現れることがある(頻度不明)。

  • 循環器

    血圧変動を起こすことがある(頻度不明)。

薬価

グリセリン 0.96円/mL

評価サマリー

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