本剤又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある患者
手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、熱傷皮膚面の消毒、感染皮膚面の消毒。
手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部位(手術野)の粘膜の消毒
本剤を塗布する。
皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、熱傷皮膚面の消毒、感染皮膚面の消毒
本剤を患部に塗布する。
甲状腺機能に異常のある患者[血中ヨウ素の調節ができず甲状腺ホルモン関連物質に影響を与えるおそれがある。]
重症の熱傷患者[ヨウ素の吸収により、血中ヨウ素値が上昇することがある。]
使用部位
外用にのみ使用すること。
使用時
大量かつ長時間の接触によって接触皮膚炎、皮膚変色があらわれることがあるので、溶液の状態で長時間皮膚と接触させないこと
眼に入らないように注意すること。入った場合は、水でよく洗い流すこと。
石けん類は本剤の殺菌作用を弱めるので、石けん分を洗い落としてから使用すること。
電気的な絶縁性をもっているので、電気メスを使用する場合には、本溶液が対極板と皮膚の間に入らないように注意すること。
本溶液を新生児に使用し、一過性の甲状腺機能低下を起こしたとの報告がある
ポビドンヨード製剤を腟内に使用し、血中総ヨウ素値及び血中無機ヨウ素値が一過性に上昇したとの報告がある
本溶液を妊婦の腟内に長期間使用し、新生児に一過性の甲状腺機能低下があらわれたとの報告がある
ポビドンヨード製剤を腟内に使用し、乳汁中の総ヨウ素値が一過性に上昇したとの報告がある
本剤は体腔内(腹腔内、胸腔内等)に使用しないこと。
綿棒や薬液を継ぎ足して使用しないこと。
綿に指が触れないよう注意すること。
衣類についた場合は水で容易に洗い落とせる。また、チオ硫酸ナトリウム溶液で脱色できる。
総症例2,377例中副作用発現は4例0.17%であり、その内容は
ショック、
| 0.1%未満 | |
| 過敏症注) | 発疹等 |
| 皮膚 | 接触皮膚炎、 |
| 甲状腺 | 血中甲状腺ホルモン値(T3、T4値等)の上昇あるいは低下などの甲状腺機能異常 |
注)症状があらわれた場合には、使用を中止すること。
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