損傷皮膚及び粘膜には使用しないこと[刺激作用を有する。]
医療施設における医師、看護師等の医療従事者の手指消毒
<医療従事者の通常の手指消毒の場合>
本剤約3mLを1回手掌にとり、乾燥するまで摩擦する。ただし、血清、膿汁等の有機物が付着している場合は、十分に洗い落した後、本剤による消毒を行う。
<術前・術後の術者の手指消毒の場合>
手指及び前腕部を石けんでよく洗浄し、水で石けん分を十分洗い落した後、本剤約3mLを手掌にとり、乾燥するまで摩擦し、更にこの本剤による消毒を2回繰り返す。
14.1 薬剤使用時の注意
14.1.1 手指消毒以外の目的には使用しないこと。
14.1.2 経口投与しないこと。
14.1.3 本剤は希釈せず、原液のまま使用すること。
14.1.4 眼に入らないよう注意すること。入った場合には水でよく洗い流すこと。
14.1.5 反復使用した場合には、脱脂等による皮膚荒れを起こすことがあるので注意すること。
14.1.6 血清・膿汁等の有機物は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している場合は、十分洗い落してから使用すること。
14.1.7 石けん類は本剤の殺菌作用を弱めるので、予備洗浄に用いた石けん分を十分に洗い落してから使用すること。
14.1.8 引火性があり、爆発の危険性があるため、火気には十分注意すること。
14.1.9 本剤で消毒した手指で、2.5kg以下の低出生体重児を取扱う場合、低出生体重児の皮膚がかぶれることがあるので十分注意すること。
20.1 外箱開封後は遮光して保存すること。
20.2 火気を避けて保存すること。
本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 過敏症 | 紅斑、そう痒感、浮腫等 |
| 皮膚 | 刺激症状 |
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