プロパデルム軟膏0.025% 他

外用コルチコイド製剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 ベクロメタゾンプロピオン酸エステル
製造/販売 グラクソ・スミスクライン / 協和発酵キリン
剤形/規格
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禁忌

  • 細菌、真菌、ウイルス皮膚感染症[感染が悪化するおそれがある。]

  • 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者

  • 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒が遅れるおそれがある。また、感染のおそれがある。]

  • 潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が著しく遅れるおそれがある。]

効能・効果

  • 湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、女子顔面黒皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)、痒疹群(じん麻疹様苔癬、ストロフルス、固定じん麻疹を含む)、虫さされ、乾癬、掌蹠膿疱症、扁平苔癬、慢性円板状エリテマトーデス

用法・容量

  • 本剤適量を1日数回患部に塗布する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮すること。

  • 大量又は長期にわたる広範囲の密封法等の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状があらわれることがある。

  • 本剤の使用により症状の改善がみられない場合又は症状の悪化をみる場合は使用を中止すること。

  • 症状改善後は、できるだけ速やかに使用を中止すること。

適用上の注意

  • 使用部位

    眼科用として使用しないこと。

  • 使用方法

    患者に治療以外の目的(化粧下、ひげそり後など)には使用することのないように注意すること。

相互作用

副作用

副作用発現状況の概要

  • 軟膏では、総症例98,123例中72例(0.07%)に副作用が報告され、その主なものは、皮膚刺激21例(0.02%)、軽度の熱感12例(0.01%)、色素沈着8例(0.008%)、毛細血管拡張7例(0.007%)であった。クリームでは、総症例37,052例中93例(0.25%)に副作用が報告され、その主なものは皮膚乾燥29例(0.08%)、皮膚刺激20例(0.05%)、毛包炎・せつ16例(0.04%)であった。
    また、両剤とも下垂体・副腎機能検査値の変動(血漿コルチコイド値の低下)以外には臨床検査値の変動は認められなかった。(承認時及び市販後副作用頻度調査時)

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

  • 緑内障、後のう白内障

    眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意すること。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法により、緑内障、後のう白内障等の症状があらわれることがある。

その他の副作用

  • 皮膚の感染症

    皮膚の真菌(カンジダ症,白癬症等)、細菌(伝染性膿痂疹、毛のう炎等)及びウイルス感染症があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、適切な抗真菌剤、抗菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、使用を中止すること。

  • その他の皮膚症状

    長期連用により、ステロイド瘡、酒様皮膚炎・口囲皮膚炎(ほほ、口囲等に潮紅、丘疹、膿疱、毛細血管拡張を生じる)、ステロイド皮膚(皮膚萎縮、毛細血管拡張、紫斑)、また魚鱗癬様皮膚変化、多毛及び色素脱失等があらわれることがある。このような症状があらわれた場合にはできるかぎりその使用を差しひかえ、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替えること。また、一過性の刺激感、乾燥があらわれることがある。

  • 過敏症

    紅斑等の過敏症状があらわれた場合には使用を中止すること。

  • 下垂体・副腎皮質系機能

    大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法により、下垂体・副腎皮質系機能の抑制をきたすことがあるので注意すること。

薬価

プロパデルム軟膏0.025%
プロパデルムクリーム0.025%

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