本剤及び類似化合物(クロルフェネシンカルバミン酸エステル等)に対し過敏症の既往歴のある患者
運動器疾患に伴う有痛性痙縮(腰背痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、変形性脊椎症など)
メトカルバモールとして、通常成人1日1.5〜2.25gを3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ただし、小児は1日体重1kg当たり60mgをこえてはならない。
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
9.2 腎機能障害患者
腎障害を悪化させるおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
肝障害を悪化させるおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等に対しては治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| 中枢神経抑制剤フェノチアジン系薬剤バルビツール酸誘導体 | 相互に作用を増強することがあるので、やむを得ず併用する場合には、減量するなど注意すること。 | 相互に作用を増強することがある。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| アルコール | 相互に作用を増強することがあるので、やむを得ず併用する場合には、減量するなど注意すること。 | 相互に作用を増強することがある。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| モノアミン酸化酵素阻害剤 | 相互に作用を増強することがあるので、やむを得ず併用する場合には、減量するなど注意すること。 | 相互に作用を増強することがある。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| トルペリゾン塩酸塩 | 眼の調節障害があらわれたとの報告がある。 | 機序不明 |
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | |
| 過敏症 | 発疹、そう痒感 | |
| 精神神経系 | 頭痛・頭重感、めまい、ふらつき、眠気、運動失調 | 霧視 |
| 消化器 | 悪心・嘔吐、便秘、下痢、食欲不振、胸やけ・胃のもたれ・胃部不快感 |
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