手指の消毒
本剤適量を手掌に取り、乾燥するまで摩擦する。
また、必要に応じ、同様の消毒を繰り返す。
本剤又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある者
甲状腺機能に異常のある者[血中ヨウ素の調節ができず甲状腺ホルモン関連物質に影響を与えるおそれがある。]
使用部位
損傷・創傷のある手指には使用しないこと。(エタノールを含有するため刺激作用を有する。)
経口投与しないこと。
使用時
眼に入らないように注意すること。入った場合には水でよく洗い流すこと。
石けん類は本剤の殺菌作用を弱めるので、石けん分を洗い落としてから使用すること。
ポビドンヨード製剤を新生児に使用し、一過性の甲状腺機能低下を起こしたとの報告がある
衣類に付いた場合は水で容易に洗い落とせる。また、チオ硫酸ナトリウム溶液で脱色できる。
安全性評価対象症例154例中5例に手荒れを認めたが、いずれも軽度であった。この他に副作用は認められなかった。
また、本剤3ヵ月連続使用を行った12例において、トリヨードサイロニン(T3)、サイロキシン(T4)、遊離トリヨードサイロニン(FT3)、遊離サイロキシン(FT4)等甲状腺ホルモン関連物質、及び臨床検査値のいずれも異常は認められなかった。(承認時)
ショック、アナフィラキシー(呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等)(0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
| 0.1%未満 | |
| 過敏症注) | 発疹等 |
| 皮膚 | 接触皮膚炎、そう痒感、灼熱感、皮膚潰瘍 |
| 甲状腺 | 血中甲状腺ホルモン値(T3、T4値等)の上昇あるいは低下などの甲状腺機能異常 |
注)症状があらわれた場合には、使用を中止すること。
イソジンパーム液0.5%
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