電解質補液の電解質補正
電解質補液の電解質の補正用として、体内の水分、電解質の不足に応じて電解質補液に添加して用いる。
本剤は電解質の補正用製剤であるため、必ず希釈して使用すること。
9.5 妊婦
9.5.1 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.5.2 マグネシウムイオンは容易に胎盤を通過するため、新生児に高マグネシウム血症を起こすことがある
9.5.3 妊婦に長期投与した際に、胎児、新生児に一過性の骨化障害があらわれることがある
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
14.1 全般的な注意
使用時には、感染に対する配慮をすること。
14.2 薬剤調製時の注意
14.2.1 本剤は使用に際して、よく混合されるよう注意すること。
14.2.2 リン酸イオンと沈殿を生じることがあるので、リン酸塩を含有する製剤と配合する場合は注意すること。
14.3 薬剤投与時の注意
残液は使用しないこと。
15.1 臨床使用に基づく情報
本剤での報告と同様に、硫酸マグネシウム製剤を妊婦に長期投与した際に、胎児、新生児に一過性と思われる骨の異常所見(上腕骨近位側骨幹端に放射線透過性の横断像や皮質の菲薄化など)が認められたとの報告がある
以下の場合には使用しないこと。
・容器表面に水滴や結晶が認められる場合
・容器から薬液が漏れている場合
・性状その他薬液に異状が認められる場合
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| リトドリン塩酸塩 | CK上昇があらわれることがある。 | 機序は不明切迫早産のある患者 |
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 消化器 | 悪心 |
| 投与部位 | 血管痛 |
| その他 | 潮紅、ほてり、熱感 |
硫酸Mg補正液1mEq/mL 129円/管
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