外用消毒剤
| 一般名 |
ポビドンヨード
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|---|---|
| 製造/販売 | iNova Pharmaceuticals Japan / 塩野義製薬 |
| 剤形/規格 |
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2.1 本剤又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 甲状腺機能に異常のある患者[血中ヨウ素の調節ができず、甲状腺ホルモン関連物質に影響を与えるおそれがある。]
○分娩時、産婦の外陰部及び外陰部周囲並びに腟の消毒
○腟検査における腟の消毒
適量を外陰部及び外陰部周囲並びに腟内に塗布又は注入する。
9.5 妊婦
妊婦または妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
ポビドンヨード製剤を妊婦の腟内に長期間使用し、新生児に一過性の甲状腺機能低下があらわれたとの報告がある
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
本剤を腟内に使用し、乳汁中の総ヨウ素値が一過性に上昇したとの報告がある
9.7 小児等
ポビドンヨード製剤を新生児に使用し、一過性の甲状腺機能低下を起こしたとの報告がある
14.1 薬剤使用時の注意
14.1.1 本剤の使用時にはよく振盪すること。
14.1.2 分娩後なるべく早く新生児の洗眼、沐浴を行い、付着した本剤を洗い流すこと。
14.1.3 眼に入らないように注意すること。入った場合には、水でよく洗い流すこと。
14.1.4 本剤の基剤として使用されている油脂性成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化・破損する可能性があるため、これらとの接触を避けさせること。
15.1 臨床使用に基づく情報
本剤を腟内に使用し、血中総ヨウ素値及び血中無機ヨウ素値が一過性に上昇したとの報告がある
直射日光を避けて保存すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック(0.1%未満)、アナフィラキシー(0.1%未満)
呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等があらわれることがある。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 0.1%未満 | |
| 過敏症 | 発疹 |
| 皮膚・粘膜 | 接触皮膚炎、そう痒感、灼熱感、皮膚潰瘍 |
| 甲状腺 | 血中甲状腺ホルモン値(T3、T4値等)の上昇あるいは低下などの甲状腺機能異常 |
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