本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧を上昇させるおそれがある。]
前立腺肥大による排尿障害のある患者[抗コリン作用により排尿障害を悪化させるおそれがある。]
重篤な心疾患の患者[心疾患の症状を悪化させるおそれがある。]
麻痺性イレウスの患者[麻痺性イレウスの症状を悪化させるおそれがある。]
運動器疾患に伴う有痛性痙縮(腰背痛症、頸肩腕症候群、肩関節周囲炎、変形性脊椎症など)
プリジノールメシル酸塩として、通常成人1回4mgを1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意すること。
肝障害の患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]
腎障害の患者[腎障害を悪化させるおそれがある。]
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| 中枢神経抑制剤(フェノチアジン系薬剤、バルビツール酸誘導体等)モノアミン酸化酵素阻害剤アルコール | 眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下を増強することがあるので、単独投与することが望ましいが、止むを得ず併用する場合には、減量するなど注意すること。 | 相互に中枢神経抑制作用を増強することがある。 |
臨床試験974例中、副作用が報告されたのは135例(13.8%)で、症状別では眠気32例(3.3%)、めまい・ふらつき感21例(2.2%)、倦怠感・脱力感17例(1.7%)、また、悪心・嘔吐・食欲不振等の消化器症状53例(5.4%)が主たるもので、重篤な症状は認められなかった。
臨床検査値の変動は、白血球減少が1例(10例中)認められた。(再評価終了時)
| 5%以上または頻度不明 | 0.1〜5%未満 | |
| 過敏症注1) | 発疹等 | |
| 精神神経系注2) | 眠気、めまい、ふらつき、脱力感、倦怠感等 | |
| 消化器系 | 食欲不振、胸やけ・胃のもたれ・胃部不快感、口渇 | 悪心・嘔吐、下痢、心窩部痛・胃痛等 |
注1):このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。
注2):このような症状があらわれた場合には、減量または休薬等、適切な処置を行うこと。
ロキシーン錠4mg 5.6円/錠
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