皮膚悪性腫瘍(有棘細胞癌、基底細胞癌、皮膚附属器癌、皮膚転移癌、ボーエン病、パジェット病、放射線角化腫、老人性角化腫、紅色肥厚症、皮膚細網症、悪性リンパ腫の皮膚転移)
本剤適量を1日1〜2回患部に塗布する。
原則として閉鎖密封療法(ODT)を行うのが望ましい。
塗布時
眼には接触させないこと。粘膜周辺に使用する場合には慎重に行うこと。
手で塗布する場合には塗布後直ちに手を洗うこと。
塗布部はなるべく日光にあたらないようにすること。
フルオロウラシルの異化代謝酵素であるジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ(DPD)欠損等の患者がごくまれに存在し、このような患者にフルオロウラシル系薬剤を投与した場合、投与初期に重篤な副作用(口内炎、下痢、血液障害、神経障害等)が発現するとの報告がある。
承認時及び1976年4月30日までの副作用頻度調査において、581例中、主な副作用は疼痛70件(12.0%)、色素沈着66件(11.4%)、発赤41件(7.1%)、局所の出血傾向32件(5.5%)等であった。
皮膚塗布部の激しい疼痛が認められた場合にはステロイド軟膏を併用するか投与を中止すること。
下記のような副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行うこと。
| 5%以上 | 0.1〜5%未満 | 頻度不明 | |
| 皮膚 | 色素沈着、発赤、局所の出血傾向 | 爪の変形、皮膚炎 | 光線過敏症、爪の変色 |
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