2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重篤な喘息発作を誘発又は再発させるおそれがある。][9.1.1参照]
下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
変形性関節症
肩関節周囲炎
腱・腱鞘炎、腱周囲炎
上腕骨上顆炎(テニス肘等)
筋肉痛(筋・筋膜炎等)
外傷後の腫脹・疼痛
本品の適量を1日数回患部に塗擦する。
8.1 消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく、対症療法であることに留意すること。
8.2 慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には薬物療法以外の療法も考慮すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 気管支喘息のある患者(アスピリン喘息又はその既往歴のある患者を除く)
喘息発作を誘発させるおそれがある。[2.2参照]
9.1.2 皮膚感染症のある患者
感染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤又は抗真菌剤を併用し、観察を十分に行い慎重に使用すること。皮膚の感染症を不顕性化するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
副作用の発現に特に注意し、必要最小限の使用にとどめるなど慎重に使用すること。
14.1 薬剤使用時の注意
14.1.1 眼及び粘膜に使用しないこと。
14.1.2 表皮が損傷している場合に使用すると一過性の刺激感を起こすことがあるので注意すること。
14.1.3 密封包帯法で使用しないこと。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 0.1〜1%未満注) | 0.1%未満注) | 頻度不明 | |
| 皮膚 | 湿疹・皮膚炎、そう痒感 | 発赤、発疹、粃糠様落屑 | − |
| 過敏症 | − | − | 光線過敏症 |
注)臨床試験と承認後の使用成績調査を合算した発現頻度
バキソ軟膏0.5% 6.2円/g
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