2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
湿疹、じん麻疹、神経皮膚炎、皮膚そう痒症、小児ストロフルス
通常症状により適量を1日数回患部に塗布または塗擦する。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。大量又は長期にわたる広範囲の使用は避けること。
9.7 小児等
乳幼児・小児に使用する場合には広範囲の部位に使用しないこと。
9.8 高齢者
大量又は長期にわたる広範囲の使用は避けること。一般に生理機能が低下している。
13.1 症状
過量投与によりメトヘモグロビン血症を起こすおそれがある。
13.2 処置
メトヘモグロビン血症の症状は通常、薬剤の中止により消失するが、重症の場合はメチレンブルーの投与等、適切な処置を行うこと。[14.2.1参照]
14.1 薬剤調製時の注意
本剤は金属に触れると変質することがあるので金属ベラ、金属容器の使用はできるだけ避けること。なお、ステンレス軟膏ベラを使用して小分けをすることはさしつかえない。
14.2 薬剤投与時の注意
14.2.1 誤飲により悪心、嘔吐、口腔・食道・胃粘膜の刺激感、下痢、意識消失、血圧低下、痙攣等の急性中毒症状、メトヘモグロビン血症があらわれるおそれがあるので、本剤を内服しないこと。誤飲した場合は一般的な処置と対症療法を行うこと。[13.2参照]
14.2.2 眼あるいは眼周囲及び粘膜には使用しないこと。
14.3 薬剤投与後の注意
塗布直後、軽い熱感を生じることがあるが、通常短時間のうちに消失する。
本剤をプラスチック容器に小分けして長期間保存した場合、変色等がみられることがあるので、できるだけ早期に使用すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 5%以上 | 頻度不明 | |
| 過敏症 | 皮膚の刺激感(熱感、ひりひり感等)・接触性皮膚炎(発赤等) | そう痒、発疹、湿疹、紅斑、血管浮腫 |
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