本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
○ビタミンB
1欠乏症の予防及び治療
○ビタミンB
1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時等)
○ウェルニッケ脳症
○脚気衝心
○下記疾患のうちビタミンB1の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
・神経痛
・筋肉痛、関節痛
・末梢神経炎、末梢神経麻痺
・心筋代謝障害
・便秘等の胃腸運動機能障害
・術後腸管麻痺
ビタミンB
1欠乏症の予防及び治療、ビタミンB
1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給、ウェルニッケ脳症、脚気衝心以外の効能・効果に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
アリナミンF25注
通常、成人には次の1日量をできるだけ緩徐(3分間以上の時間をかける方がよい)に静脈内に注射する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
<アリナミンF25注>
フルスルチアミンとして25〜100mg(1〜4管)
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
14.1 薬剤投与時の注意
静脈内注射により、血管痛を起こすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。
細菌等による汚染を避けるため、一部使用後の残液は使用しないこと。
本剤を吸引した注射筒に血液を吸引すると、赤血球が凝集するが、この凝集は可逆性で血清中では容易に解離する。
外箱開封後は遮光して保存すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック(頻度不明)
血圧低下、胸内苦悶、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
頻度不明 | |
過敏症 | 発疹、そう痒感 |
消化器 | 悪心、嘔吐、舌炎、下痢 |
その他 | 頭痛、頻尿 |
アリナミンF25注 61円/管
アリナミンF50注 104円/管
アリナミンF100注 117円/管
m3.comにご登録済の方
薬剤名検索
薬剤情報提供:一般財団法人日本医薬情報センター 剤形写真提供:株式会社薬事日報社
・薬剤情報・剤形写真は月一回更新しておりますが、ご覧いただいた時点で最新情報ではない可能性がございます。 最新情報は、各製薬会社のWebサイトなどでご確認ください。
・投稿内容の中に適応外、承認用法・用量外の記載等が含まれる場合がありますが、エムスリー、製薬会社が推奨するものではありません。
使いやすさ
投稿日: 2015/03/22 参考率: 100%(1人/1人)
麻酔科/60代/処方経験あり