損傷皮膚及び粘膜[エタノールを含有するので,損傷皮膚及び粘膜への使用により,刺激作用がある。]
医療施設における医師,看護師等の医療従事者の手指消毒
術前・術後の術者の手指消毒の場合
手指及び前腕部を石けんで十分洗浄し,水で石鹸分を十分洗い落とした後,本剤約3mLを手掌にとり,乾燥する迄摩擦し,更にこの本剤による消毒を2回繰り返す。
1.以外の医療従事者の手指消毒の場合
本剤約3mLを1回手掌にとり,乾燥する迄摩擦する。ただし,血清,膿汁等の有機物が付着している場合は,十分に洗い落とした後,本剤による消毒を行う。
本剤は希釈せず,原液のまま使用すること。
本剤の使用中に誤って眼に入らないように注意すること。
眼に入った場合には,直ちによく水洗すること。
投与経路
手指消毒以外の目的には使用しないこと。
使用時
反復使用した場合には,脱脂等による皮膚荒れを起こすことがあるので,注意すること。
血清・膿汁等の有機物は殺菌作用を減弱させるので,これらが付着している場合は,十分に洗い落としてから使用すること。
石けん類は本剤の殺菌作用を減弱させるので,予備洗浄に用いた石けん分を十分に洗い落としてから使用すること。
引火性,爆発性があるため,火気には十分注意すること。
本剤で消毒した手指で2.5kg以下の低出生体重児を取扱う場合,低出生体重児の皮膚がかぶれることがあるので十分注意すること。
安定性試験
最終包装製品を用いた加速試験(40℃,相対湿度75%,6ヵ月)の結果,通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
アルコール類危険等級II水溶性 火気厳禁
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
頻度不明 | |
過敏症注) | 紅斑,そう痒感,浮腫等 |
皮膚注) | 刺激症状 |
注)このような症状があらわれた場合には使用を中止すること。
フィンラビング0.2%消毒液
m3.comにご登録済の方
薬剤名検索
薬剤情報提供:一般財団法人日本医薬情報センター 剤形写真提供:株式会社薬事日報社
・薬剤情報・剤形写真は月一回更新しておりますが、ご覧いただいた時点で最新情報ではない可能性がございます。 最新情報は、各製薬会社のWebサイトなどでご確認ください。
・投稿内容の中に適応外、承認用法・用量外の記載等が含まれる場合がありますが、エムスリー、製薬会社が推奨するものではありません。