イムルリオ錠200mg

抗エストロゲン剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 イムルネストラントトシル酸塩
製造/販売 日本イーライリリー
剤形/規格
  • イムルリオ錠200mg

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禁忌

  • 2.1 本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者

  • 2.2 妊婦又は妊娠している可能性のある女性[9.5参照]

効能・効果

  • 内分泌療法後に増悪したESR1遺伝子変異を有するホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌

用法・容量

  • 通常、成人にはイムルネストラントとして1日1回400mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

注意事項

重要な基本的注意

  • 本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療が適切と判断される患者についてのみ使用すること。

慎重投与

  • 9.3 肝機能障害患者

    • 9.3.1 中等度又は重度の肝機能障害(Child-Pugh分類B又はC)のある患者

      • 本剤の1回用量を減量するとともに、患者の状態をより慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。本剤の血中濃度が上昇し、副作用が強くあらわれるおそれがある。[7.4、16.6.1参照]

  • 9.4 生殖能を有する者

    • 9.4.1 妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後1週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。[9.5参照]

    • 9.4.2 男性には、本剤投与中及び最終投与後1週間においてバリア法(コンドーム)を用いて避妊する必要性について説明すること。[9.5参照]

    • 9.4.3 本剤の作用機序及び動物試験の結果から、イムルネストラントは生殖能力に有害な影響を及ぼす可能性がある。ラット及びサルを用いた反復投与毒性試験で雌性生殖器への器質的影響(卵巣嚢胞、子宮及び腟萎縮)が、また、ラットを用いた反復投与毒性試験で性周期停止並びに雄性生殖器への器質的影響(精巣精子滞留、並びに精巣上体上皮空胞化及び細胞残屑)が認められている。[18.1参照]

  • 9.5 妊婦

    • 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。本剤の作用機序及び動物試験の結果から、妊娠中の女性に本剤を投与すると、胎児に対して有害な影響を及ぼす可能性がある。本剤を妊娠ラットの器官形成期に投与した試験で、臨床曝露量(AUC)の約0.05倍に相当する用量で着床後胚損失率及び吸収胚数高値、AUCの約0.62倍に相当する用量で催奇形性(外表、内臓及び骨格異常)が認められた。[2.2、9.4.1、9.4.2、18.1参照]

  • 9.6 授乳婦

    • 授乳しないことが望ましい。本剤のヒト乳汁中への移行は不明であるが、乳児が乳汁を介して本剤を摂取した場合、乳児に重篤な副作用が発現するおそれがある。

適用上の注意

  • 14.1 薬剤交付時の注意

    • PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

その他の注意

  • 15.2 非臨床試験に基づく情報

    • 15.2.1 rasH2トランスジェニックマウスを用いた26週間経口投与がん原性試験において、AUCの約1.1倍に相当する用量で、卵巣良性及び悪性顆粒膜細胞腫、並びに良性及び悪性混合型性索間質性腫瘍が認められた

    • 15.2.2 ラットを用いた反復投与毒性試験において、膀胱移行上皮癌及び移行上皮過形成、並びに眼水晶体線維変性が認められた

相互作用

相互作用序文

  • 本剤は、主にCYP3A4によって代謝され、CYP2D6、P-糖蛋白(P-gp)及び乳癌耐性蛋白(BCRP)の阻害作用を示す。

薬物代謝酵素用語

CYP3A4

薬物代謝酵素用語

CYP2D6

薬物代謝酵素用語

P-糖蛋白(P-gp)

薬物代謝酵素用語

乳癌耐性蛋白(BCRP)

併用注意

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
強いCYP3A阻害剤イトラコナゾールクラリスロマイシンボリコナゾール等[7.5、16.7.1参照] 本剤の副作用が増強されるおそれがあるので、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A阻害作用のない薬剤又は中程度以下のCYP3A阻害剤への代替を考慮すること。やむを得ず併用する場合には、本剤を減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 これらの薬剤がCYP3Aを阻害することにより、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
強いCYP3A誘導剤カルバマゼピンリファンピシンフェニトイン等[16.7.2参照] 本剤の有効性が減弱するおそれがあるため、これらの薬剤との併用は可能な限り避け、CYP3A誘導作用のない薬剤又は中程度以下のCYP3A誘導剤への代替を考慮すること。 これらの薬剤がCYP3Aを誘導することにより、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
CYP2D6の基質となる薬剤デキストロメトルファンイミプラミンメトプロロール等[16.7.3参照] これらの薬剤の副作用の発現が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 本剤がCYP2D6を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
P-gpの基質となる薬剤ジゴキシンダビガトランエテキシラートエベロリムス等[16.7.4参照] これらの薬剤の副作用の発現が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 本剤がP-gpを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
BCRPの基質となる薬剤ロスバスタチンサラゾスルファピリジンシンバスタチン等[16.7.5参照] これらの薬剤の副作用の発現が増強されるおそれがあるので、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。 本剤がBCRPを阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性がある。

副作用

その他の副作用

  • 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

10%以上 1〜10%未満 1%未満 頻度不明
胃腸障害 下痢 悪心、嘔吐、便秘、腹痛
一般・全身障害及び投与部位の状態 疲労
代謝及び栄養障害 食欲減退
筋骨格系及び結合組織障害 関節及び筋骨格痛 背部痛
神経系障害 頭痛
呼吸器、胸郭及び縦隔障害 静脈血栓症に関連する事象(肺塞栓症) 咳嗽
血管障害 ほてり
臨床検査値異常 ALT増加、AST増加 トリグリセリド増加

薬価

イムルリオ錠200mg

評価サマリー

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