健胃消化剤
| 一般名 |
ジアスターゼ ビオヂアスターゼ 合成ケイ酸アルミニウム 炭酸水素ナトリウム 沈降炭酸カルシウム 生薬配合剤(13)
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|---|---|
| 製造/販売 | コーアイセイ |
| 剤形/規格 |
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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
透析療法を受けている患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症があらわれるおそれがある。]
ナトリウム摂取制限を必要とする患者(高ナトリウム血症、浮腫、妊娠中毒症等)[ナトリウムの貯留増加により症状が悪化するおそれがある。]
高カルシウム血症の患者[血中カルシウム濃度が上昇し、症状を悪化させるおそれがある。]
甲状腺機能低下症又は副甲状腺機能亢進症の患者[血中カルシウム濃度の上昇により病態に悪影響を及ぼすおそれがある。]
下記消化器症状の改善
食欲不振、胃部不快感、胃もたれ、嘔気・嘔吐
通常成人は1日3回、1回約1.3gずつ食後に経口投与する。
7歳以上〜15歳未満は 成人の1/2量
4歳以上〜7歳未満は 成人の1/3量
2歳以上〜4歳未満は 成人の1/6量
2歳未満は 成人の1/10量
重篤な消化管潰瘍のある患者[炭酸水素ナトリウムを配合しているため、症状が悪化するおそれがある。]
腎不全の患者「排泄障害により副作用があらわれることがある。]
心機能障害のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
肺機能障害のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
リン酸塩低下のある患者[アルミニウムにより無機リンの吸収が阻害される。]
低クロル性アルカローシス等の電解質失調の患者[症状が悪化するおそれがある。]
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| 活性型ビタミンD | 高カルシウム血症があらわれやすくなる。 | 消化管からのカルシウムの吸収が亢進される。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| テトラサイクリン系抗生物質塩酸テトラサイクリン塩酸ミノサイクリン等 | 本剤との併用により、これらの薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させないなど注意すること。この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある。 | 本剤に含まれるアルミニウム、マグネシウム等とキレートを生成し、吸収が低下することにより、これらの薬剤の血中濃度が低下する。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| ニューキノロン系抗菌剤エノキサシンノルフロキサシンオフロキサシン等 | 本剤との併用により、これらの薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させないなど注意すること。この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある。 | 本剤に含まれるアルミニウム、マグネシウム等とキレートを生成し、吸収が低下することにより、これらの薬剤の血中濃度が低下する。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| 大量の牛乳・カルシウム製剤 | Milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、症状が発現した場合には投与を中止すること。 | 本剤の吸着作用又は消化管内・体液のpH上昇による作用と考えられている。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| その他の併用薬剤 | 併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある。 |
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
| 頻度不明 | |
| 長期・大量投与 | 腎結石、尿路結石 |
| 代謝異常 注1) | 高マグネシウム血症 |
| 消化器 | 便秘 |
| 過敏症 注2) | 発疹 |
| その他 注3) | 低カリウム血症、血圧上昇、体重増加、浮腫 |
注1)長期投与によりあらわれることがある。
注2)投与を中止すること。
注3)カンゾウを配合しているため、長期連用によりあらわれることがある。
YM散「イセイ」 6.2円/g
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副作用の重篤度
投稿日: 2015/03/09 参考率: 100%(1人/1人)
麻酔科/60代/処方経験あり