クロルヘキシジン製剤に対し過敏症の既往歴のある者
膣、膀胱、口腔等の粘膜面[クロルヘキシジン製剤の上記部位への使用により、ショック症状(初期症状:悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等)の発現が報告されている。]
損傷皮膚及び粘膜[エタノールを含有するので、損傷皮膚及び粘膜への使用により、刺激作用を有する。]
手指の消毒
本剤をそのまま用いる
ショック等の反応を予測するため、使用に際してはクロルヘキシジン製剤に対する過敏症の既往歴、薬物過敏体質の有無について十分な問診を行うこと。
本剤は希釈せず、原液のまま使用すること。
薬物過敏症の既往歴のある者
喘息等のアレルギー疾患の既往歴、家族歴のある者
使用部位
手指消毒以外の目的には使用しないこと。
使用時
本剤の使用中に誤って眼に入らないように注意すること。眼に入った場合には、直ちによく水洗すること。
血清・膿汁等の有機性物質は殺菌作用を減弱させるので、これらが付着している場合は、十分洗い落としてから使用すること。
石けん類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、予備洗浄に用いた石けん分を十分に洗い落としてから使用すること。
引火性、爆発性があるため、火気には十分注意すること。
クロルヘキシジングルコン酸塩製剤の投与により、ショック症状を起こした患者のうち、数例について、血清中にクロルヘキシジンに特異的なIgE抗体が検出されたとの報告がある。
注意
本剤の付着した白布を次亜塩素酸ナトリウム等の塩素系漂白剤で漂白すると、褐色のシミができることがある。漂白には過炭酸ナトリウム等の酸素系漂白剤が適当である。
本剤はアルコールを含有しているため床にこぼれると変色する場合があるので注意すること。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。(再審査対象外)
ショック(頻度不明)
ショックがあらわれることがあるので観察を十分に行い、悪心・不快感・冷汗・眩暈・胸内苦悶・呼吸困難・発赤等があらわれた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 過敏症注1) | 発疹、蕁麻疹等 |
| 皮膚注2) | 刺激症状 |
注1)このような症状があらわれた場合には、直ちに使用を中止し、再使用しないこと。
注2)このような症状があらわれた場合には、使用を中止すること。
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