本剤に対し過敏症の既往のある患者
疣贅、鶏眼、胼胝腫の角質剥離
本剤を患部大(患部と同じ大きさ)に切って貼付し、移動しないように固定する。2〜5日目ごとに取りかえる。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
(1)患部が化膿している等湿潤、びらんが著しい患者
あらかじめ適当な処置を行った後使用すること。
(2)糖尿病患者
糖尿病患者は感染抵抗力が低下しており、角質を取る際に皮膚を傷つけてしまった場合は感染しやすくなるので注意して使用すること。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等では副作用が発現しやすいので慎重に投与すること。小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
14.1 薬剤投与時の注意
(1)長期間使用しても症状の改善が認められない場合には、改めて診断し適切な治療を行うことが望ましい。
(2)患部以外の健常皮膚に適用しないこと。健常皮膚の角質を
(3)広範囲の病巣に使用した場合は、副作用が現れやすいので注意して使用すること。
(4)眼科用に使用しない。
本剤は、遮光した密閉容器に保存すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 長期・大量使用 | 食欲不振、悪心・嘔吐、消化管出血 |
| 過敏症 | 過敏症状 |
| 皮膚 | 発赤、紅斑 |
スピール膏M 70.6円/枚
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