フラジオマイシン耐性菌又は非感性菌による皮膚感染のある場合[免疫機能抑制作用により、症状が増悪することがある。]
皮膚結核、単純疱疹、水痘、帯状疱疹、種痘疹[免疫機能抑制作用により、症状が増悪することがある。]
真菌症(白癬、カンジダ症等)[免疫機能抑制作用により、症状が増悪することがある。]
鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[難聴があらわれることがある。]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
フラジオマイシン、カナマイシン、ストレプトマイシン、ゲンタマイシン等のアミノ糖系抗生物質及びバシトラシンに対して過敏症の既往歴のある患者
潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷[肉芽組織増殖抑制作用により、治癒(組織修復)が障害されることがある。]
<適応菌種>
フラジオマイシン感性菌
<適応症>
深在性皮膚感染症、慢性膿皮症
湿潤、びらん、結痂を伴うか、又は二次感染を併発している次の疾患
湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、放射線皮膚炎、日光皮膚炎を含む)
皮膚
薬疹・中毒疹
虫さされ
紅斑症(滲出性紅斑)
使用前に振とうし、患部から約10〜15cm離して1回1〜2秒間、症状の程度により1日1〜数回患部に噴霧する。
また、容器は立てて使用すること。
感作されるおそれがあるので観察を十分に行い、感作されたことを示す徴候(
広範囲な熱傷のある皮膚には長期間連用しないこと。
大量又は長期にわたる広範囲の使用により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状があらわれることがある。(「副作用」の項参照)
薬剤過敏症の既往歴のある患者
噴霧液が眼・鼻・口等に入らないように注意すること。
使用前によく振とうし、患部から約10〜15cm離して噴射すること。また、同一箇所に連続して2秒をこえて噴射しないこと。
【注意】
振とうせずにボタンを押すとノズルがつまるので使用前に必ずよく振とうすること。
内容が少なくなって出にくい時等、たたいたり、こじあけたりしないで、押ボタンを廻して噴射の方向をかえてみること。
高圧ガスを使用した可燃性の製品であり、危険なため、下記の注意を守ること。
炎や火気の近くで使用しないこと。
火気を使用している室内で大量に使用しないこと。
高温にすると破裂の危険があるため、直射日光の当たる所や火気等の近くなど温度が40℃以上となる所に置かないこと。
火の中に入れないこと。
使い切って捨てること。
高圧ガス
LPG
よく振とう後、噴霧した場合の噴射量は、平均約4.0秒で1gである(25℃)。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施しておらず、頻度は不明である。(再審査対象外)
皮膚の感染症
フラジオマイシン耐性菌又は非感性菌による感染症、真菌症(白癬、カンジダ症等)、ウイルス感染症があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には使用を中止すること。
過敏症
皮膚の刺激感、発疹等があらわれることがあるので、このような場合には使用を中止すること。
その他の皮膚症状
長期連用により、ステロイド
下垂体・副腎皮質系機能
大量又は長期にわたる広範囲の使用により、下垂体・副腎皮質系機能抑制を来すことがあるので注意すること。
眼
眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意すること。
大量又は長期にわたる広範囲の使用により後
長期連用
腎障害、難聴等があらわれる可能性があるので、長期連用を避けること。
エアゾリンD1 18.6円/g
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