本剤又はヨウ素に対し過敏症の既往歴のある患者
| 効能・効果 | 用法・用量 |
| 手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部位(手術野)の粘膜の消毒 | 本剤を塗布する。 |
| 皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、熱傷皮膚面の消毒、感染皮膚面の消毒 | 本剤を患部に塗布する。 |
| 効能・効果 | 用法・用量 |
| 手術部位(手術野)の皮膚の消毒、手術部位(手術野)の粘膜の消毒 | 本剤を塗布する。 |
| 皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、熱傷皮膚面の消毒、感染皮膚面の消毒 | 本剤を患部に塗布する。 |
甲状腺機能に異常のある患者
重症の熱傷患者[ヨウ素の吸収により、血中ヨウ素値が上昇することがある。]
投与経路
経口投与しないこと。
使用時
大量かつ長時間の接触によって接触皮膚炎、皮膚変色があらわれることがあるので、溶液の状態で長時間皮膚と接触させないこと
眼に入らないように注意すること。
眼に入った場合には水でよく洗い流すこと。
石けん類は本剤の殺菌作用を減弱させるので、石けん分を洗い落してから使用すること。
電気的な絶縁性をもっているので、電気メスを使用する場合には、本溶液が対極板と皮膚の間に入らないよう注意すること。
本溶液を新生児に使用し、一過性の甲状腺機能低下を起こしたとの報告がある
ポビドンヨード製剤を膣内に使用し、血中総ヨウ素値及び血中無機ヨウ素値が一過性に上昇したとの報告がある
本溶液を妊婦の膣内に長期間使用し、新生児に一過性の甲状腺機能低下があらわれたとの報告がある
ポビドンヨード製剤を膣内に使用し、乳汁中の総ヨウ素値が一過性に上昇したとの報告がある
<注意>
本剤は外用剤であるので、経口投与、体腔内(腹腔内、胸腔内等)に使用しないこと。
衣類に付いた場合は水で容易に洗い落せる。また、チオ硫酸ナトリウム溶液で脱色できる。
開封時及び開封後は、微生物による汚染に注意すること。
綿球は清潔なピンセット等を用いて使用し、綿球に指が触れないよう注意すること。
開封後は速やかに使用すること。
<安定性試験>
最終包装製品を用いた加速試験(40℃、75%RH、6ヶ月)の結果、通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
ショック、アナフィラキシー様症状
ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、不快感、浮腫、潮紅、蕁麻疹等)(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、直ちに使用を中止し、適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 過敏症 注) | 発疹等 |
| 皮膚 | 接触皮膚炎、 |
| 甲状腺 | 血中甲状腺ホルモン値(T3、T4値等)の上昇あるいは低下などの甲状腺機能異常 |
注)症状があらわれた場合には、使用を中止すること。
イオダイン10%綿球40
m3.comにご登録済の方
薬剤名検索
薬剤情報提供:一般財団法人日本医薬情報センター 剤形写真提供:株式会社薬事日報社
・薬剤情報・剤形写真は月一回更新しておりますが、ご覧いただいた時点で最新情報ではない可能性がございます。 最新情報は、各製薬会社のWebサイトなどでご確認ください。
・投稿内容の中に適応外、承認用法・用量外の記載等が含まれる場合がありますが、エムスリー、製薬会社が推奨するものではありません。