瘻孔、挫創等本剤を使用した際に体腔にしみ込むおそれのある部位[空気塞栓を起こしたとの報告がある]
創傷・潰瘍の殺菌・消毒。外耳・中耳の炎症、鼻炎、咽喉頭炎、扁桃炎などの粘膜の炎症。口腔粘膜の消毒、齲窩及び根管の清掃・消毒、歯の清浄、口内炎の洗口。
創傷・潰瘍
原液のままあるいは2〜3倍希釈して塗布・洗浄する。
耳鼻咽喉
原液のまま塗布、滴下あるいは2〜10倍(耳科の場合、時にグリセリン、アルコールで希釈する)希釈して洗浄、噴霧、含嗽に用いる。
口腔
口腔粘膜の消毒、齲窩及び根管の清掃・消毒、歯の清浄には原液又は2倍希釈して洗浄・拭掃する。口内炎の洗口には10倍希釈して洗口する。
長期間または広範囲に使用しないこと。
投与経路
外用にのみ使用し、内服しないこと。
使用時
眼に入らないよう注意すること。入った場合には、水でよく洗い流すこと。
易刺激性の部位に使用する場合には、正常の部位に使用する場合よりも低濃度とすることが望ましい。
深い創傷に使用する場合の希釈液としては、注射用水か滅菌精製水を用い、水道水や精製水を用いないこと。
長期大量経口投与によりマウスの十二指腸に腫瘍の発生が認められたとの報告がある。
配合禁忌
酸化剤、還元剤、アルカリ性により分解する。
貯法
遮光した気密容器に入れ、30℃以下で保存する。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
空気塞栓
空気塞栓を起こすことがあるので、循環動態に異常を認めた場合など空気塞栓が疑われる症状がみられた場合は、速やかに本剤の使用を中止し、適切な処置を行うこと。
口腔
連用により口腔粘膜を刺激(頻度不明)することがある。
オキシドール「昭和」(M) 0.75円/mL
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