ナトリウム欠乏時の電解質補給
電解質補給の目的で、輸液剤などに添加して必要量を静脈内注射又は点滴静注する。
本剤は希釈して使用すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 心臓、循環器系機能障害のある患者
塩化ナトリウムを負荷することから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。
9.2 腎機能障害患者
塩化ナトリウムの過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
14.1 全般的な注意
使用時には、感染に対する配慮をすること。
14.2 薬剤投与時の注意
残液は使用しないこと。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
頻度不明 | |
大量投与 | 高ナトリウム血症、うっ血性心不全、浮腫 |
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