安息香酸ナトリウムカフェインとして、通常成人1回0.1〜0.6gを1日2〜3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
胃潰瘍又はその既往歴のある患者〔胃液分泌を促進するため、悪影響を及ぼすおそれがある〕
心疾患のある患者〔徐脈又は頻脈を起こすことがある〕
緑内障の患者〔症状が悪化するおそれがある〕
<配合変化>
本品の水溶液に酸を加えれば難溶性の安息香酸や、ときにはカフェインも析出する。本品の注射剤は酸類、酸性物質、重金属塩、ヨウ素類で沈殿、塩化鉄で変色する。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| キサンチン系薬剤 アミノフィリン ジプロフィリン テオフィリン等 中枢神経興奮薬 | 過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。 | 併用薬の代謝・排泄を遅延させることがある。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| MAO阻害剤 | 頻脈、血圧上昇等があらわれることがある。 |
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| シメチジン | 過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。 | カフェインの代謝・排泄を遅延させることがある。 |
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
| 頻度不明 | |
| 大量投与 | 振せん、頻脈、期外収縮、耳鳴、不眠、不穏等 |
安息香酸ナトリウムカフェイン 7.3円/g
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