モノフィリン錠100mg

強心・喘息治療剤

3.0(1件) 薬の評価を見る
リスト同薬効薬剤
一般名 プロキシフィリン
製造/販売 日医工
剤形/規格
  • モノフィリン錠100mg

薬剤の評価コメントをご覧いただくにはログインが必要です。

はじめてご利用の方は、新規会員登録
すでにm3.comをご利用の方はログインしてご利用ください

禁忌

  • 本剤、又は他のキサンチン系薬剤に対し、重篤な副作用の既往歴のある患者

効能・効果

  • 気管支喘息、喘息性(様)気管支炎、うっ血性心不全

用法・容量

  • プロキシフィリンとして、通常成人1日200〜300mgを2〜3回に分割経口投与する。
    なお、年齢、症状により適宜増減する。

注意事項

慎重投与

  • 9.1 合併症・既往歴等のある患者

    • 9.1.1 てんかんの患者

      • 中枢刺激作用によって発作を起こすおそれがある。

    • 9.1.2 甲状腺機能亢進症の患者

      • 甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増強するおそれがある。

    • 9.1.3 急性腎炎の患者

      • 腎臓に対する負荷を高め尿蛋白が増加するおそれがある。

  • 9.5 妊婦

    • 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。

  • 9.6 授乳婦

    • 治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

  • 9.7 小児等

    • 小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

  • 9.8 高齢者

    • 本剤は主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがある。

適用上の注意

  • 14.1 薬剤交付時の注意

    • PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。

相互作用

併用注意

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
他のキサンチン系薬剤テオフィリンコリンテオフィリンジプロフィリンカフェイン等中枢神経興奮薬 過度の中枢神経刺激作用があらわれることがあるので、これらの薬剤とは併用しないことが望ましいが、やむをえず併用する場合には減量するなど慎重に投与すること。 キサンチン系薬剤の中枢神経興奮作用が、併用により増強されることがある。
薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ハロタン 頻脈、心室性細動等の不整脈を起こすおそれがある。 本剤の血中濃度が上昇することがある。

副作用

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

  • 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

  • 11.1.1 ショック(頻度不明)

  • 11.1.2 痙攣、意識障害(頻度不明)

    • 痙攣又はせん妄、昏睡等の意識障害があらわれることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。

  • 11.1.3 急性脳症(頻度不明)

    • 痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。

  • 11.1.4 横紋筋融解症(頻度不明)

    • 脱力感、筋肉痛、CK上昇等に注意し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。

その他の副作用

  • 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

0.1〜5%未満 頻度不明
精神神経系 頭痛、不眠
循環器 心悸亢進
消化器 悪心・嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢
過敏症 発疹

薬価

モノフィリン錠100mg 5.7円/錠

はじめてご利用の方

m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療
専門サイトです。会員登録は無料です。

新規会員登録

m3.comにご登録済の方

ログイン

{"controller":"medicines","action":"show","id":"8808"} false