本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
ビタミンB1欠乏症の予防及び治療
ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
ウエルニッケ脳炎
脚気衝心
下記疾患のうちビタミンB1の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺、心筋代謝障害
ビタミンB1欠乏症の予防及び治療、ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給、ウエルニッケ脳炎、脚気衝心以外の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきではない。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬物過敏症の既往歴のある患者
静脈内注射時
血圧痛をおこすことがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。
筋肉内注射時
組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。
筋肉内注射はやむを得ない場合にのみ必要最小限に行うこと。同一部位への反復注射は行わないこと。なお、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意すること。
神経走行部位を避けること。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血流の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
注射後は局所を十分にマッサージして吸収をはかるよう注意すること。
アンプルカット時
本品はワンポイントカットアンプルであるが、アンプルのカット部分をエタノール綿等で清拭してカットすることが望ましい。
本剤は酸性(pH2.5〜4.5)のため、他剤との混注に注意すること。
本剤は副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
ショック(頻度不明)
ショック症状があらわれることがあるので、血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難等の症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
次のような副作用が認められた場合には、投与を中止すること。
| 頻度不明 | |
| 過敏症 | 発疹 |
ムツタミン注射液10mg 82円/管
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