ビタミンB6欠乏症の予防及び治療(薬物投与によるものを含む。例えばイソニアジド)
ビタミンB6の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)
ビタミンB6依存症(ビタミンB6反応性貧血など)
下記疾患のうちビタミンB6の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
口角炎、口唇炎、舌炎
急・慢性湿疹、脂漏性湿疹、接触皮膚炎
末梢神経炎
放射線障害(宿酔)
4.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
ピリドキシン塩酸塩として、通常成人1日10〜100mgを経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。きわめてまれであるが、依存症の場合には、より大量を用いる必要のある場合もある。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| レボドパ | 作用を減弱することがある。 | ビタミンB6はレボドパ脱炭酸酵素の補酵素であるため、併用により末梢での脱炭酸化を促し作用部位への到達量を減少させると考えられる。 |
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
横紋筋融解症
新生児、乳幼児に大量に用いた場合、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、急性腎不全等の重篤な腎障害に至ることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止すること(「用法及び用量に関連する使用上の注意」及び「小児等への投与」の項参照)。
| 頻度不明 | |
| 皮膚注1) | 光線過敏症 |
| 消化器注2) | 下痢、嘔吐 |
| 肝臓注2) | 肝機能異常 |
| 大量・長期投与注3) | 手足のしびれ、知覚異常等 |
注1)このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。
注2)新生児、乳幼児に大量に用いた場合、認められたとの報告がある。
注3)観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止すること。
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