毛細血管抵抗性の減弱及び透過性の亢進によると考えられる出血傾向
例えば紫斑病
毛細血管抵抗性の減弱による出血
手術中・術後の出血、眼底出血、鼻出血、腎出血、子宮出血
通常、成人には1回1〜2錠を1日2回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
糖尿病性網膜症、網膜静脈血栓症などによる網膜出血で血液凝固能が亢進し、血栓形成傾向のある患者[本剤中のビタミンK1が抗血栓療法を妨げることが考えられる。]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]
着色尿があらわれることがある。[本剤中に含まれるカルバゾクロム及びその代謝物による影響が考えられる。]
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| クマリン系抗凝血剤ワルファリンカリウム | クマリン系抗凝血剤の作用を減弱すると考えられる。 | 本剤に含まれるビタミンK1がワルファリンの作用を減弱するとの報告がある。 |
総症例数1,080例中5例(0.46%)5件の副作用が報告されている。その内訳は便秘3件(0.28%)、蕁麻疹1件(0.09%)、食欲不振1件(0.09%)であった。(再評価結果)
| 5%未満 | 頻度不明 | |
| 過敏症 注1) | 蕁麻疹 | 発疹 |
| 血液 注2) | − | 高ビリルビン血症 |
| 消化器 | 便秘、食欲不振 | 嘔気、嘔吐、下痢 |
注1)このような場合には、投与を中止すること。
注2)大量・長期投与する場合、血液凝固異常を考慮して慎重に投与すること。
オフタルムK配合錠 14円/錠
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