本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
アフタ性口内炎
通常、1患部に1回1枚ずつを、1日1〜2回、白色の薬剤層面を口腔内の患部粘膜に貼付する。なお、症状により適宜増量する。
投与経路
本剤は、口腔内粘膜貼付剤であるので、内服及び外皮用として使用しないこと。
使用方法
本剤は使用法を間違えると付着しないことがあるので、次の諸点に注意し、正しく使用すること。
正しい使い方
本剤を指先にとり、白色面を患部にできるだけ被覆するように貼付し、約3秒指先で押さえた後、指先を離す。
白色面をあらかじめぬらすと粘膜への付着性が悪くなるので、注意すること。
患部粘膜が唾液などで著しくぬれている場合は、付着しないことがあるので、あらかじめガーゼなどで軽く拭きとり付着させること。
使用時
粘膜からはがれた本剤は飲みこまずに取り出すこと。本剤の支持層は溶けないので、誤って飲みこんだ場合、気道につまらせるおそれがある。
舌などで強くさわると、はがれることがあるので注意すること。
粘膜が傷つくおそれがあるので、無理に本剤を患部からはがさないこと。
乳幼児の使用においては、貼付後指ではがしとるおそれがあるので注意すること。
安定性試験
最終包装製品(アルミ袋)を用いた長期保存試験(25℃、3年)の結果、性状、含量等は規格の範囲内であり、本剤は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
慢性再発性アフタを含むアフタ性口内炎の患者58例における一般臨床試験では副作用は認められていない。[アフタシールS承認時]
なお、本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、以下の副作用の発現頻度は不明である。
| 頻度不明 | |
| 口腔の感染症注1) | 真菌性感染症(カンジダ症等)、細菌性感染症 |
| 過敏症注2) | 気管支喘息発作、顔面浮腫、発疹等 |
注1)このような症状があらわれた場合には、適切な抗菌剤、抗真菌剤等を用い、症状が改善するまで本剤の使用を中止すること。
注2)このような症状があらわれた場合には使用を中止すること。
アフタシール25μg 37.9円/枚
m3.comにご登録済の方
薬剤名検索
薬剤情報提供:一般財団法人日本医薬情報センター 剤形写真提供:株式会社薬事日報社
・薬剤情報・剤形写真は月一回更新しておりますが、ご覧いただいた時点で最新情報ではない可能性がございます。 最新情報は、各製薬会社のWebサイトなどでご確認ください。
・投稿内容の中に適応外、承認用法・用量外の記載等が含まれる場合がありますが、エムスリー、製薬会社が推奨するものではありません。