重篤な肝障害のある患者[9.3.1参照]
前立腺肥大症
ゲストノロンカプロン酸エステルとして、通常成人1週1回200mgを臀筋内に注射する。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 糖尿病の患者
耐糖能の低下があらわれることがある。
9.1.2 気管支喘息の患者
症状を悪化させるおそれがある。
9.1.3 てんかんの患者
症状を悪化させるおそれがある。
9.1.4 片頭痛の患者
症状を悪化させるおそれがある。
9.1.5 心障害又はその既往歴のある患者
ナトリウム又は体液の貯留があらわれることがある。
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 腎障害又はその既往歴のある患者
ナトリウム又は体液の貯留があらわれることがある。
9.3 肝機能障害患者
9.3.1 重篤な肝障害のある患者
投与しないこと。症状を悪化させるおそれがある。[2.参照]
9.8 高齢者
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
14.1 薬剤投与時の注意
臀筋内に注射すること。
筋肉内注射にあたっては、組織・神経等への影響を避けるため以下の点に注意すること。
・同一部位への反復投与を避け、左右臀筋に交互に注射すること。
・神経走行部位を避けるよう注意すること。
・注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は、直ちに針を抜き、部位をかえて注射すること。
外箱開封後は遮光して保存すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
1〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | そう痒 | 発疹 | |
肝臓 | 肝機能異常 | ||
腎臓 | BUN上昇、クレアチニン上昇 | ||
血液 | 貧血 | ||
呼吸器 | 呼吸困難 | 咳 | |
循環器 | 動悸 | ||
生殖器 | 性欲減退 | 乳腺腫脹、一過性の精子減少症 | |
消化器 | 食欲不振、胃痛 | 下痢、嘔吐 | 悪心 |
精神神経系 | 全身倦怠感、脱力感、意欲減退 | ||
投与部位 | 硬結、疼痛、腫脹 | ||
その他 | 発熱 | 発汗、冷感 |
デポスタット筋注200mg 1956円/管
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