ビタミンB2欠乏症の予防及び治療
ビタミンB2の需要が増大し,食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患,妊産婦,授乳婦,はげしい肉体労働時など)
下記疾患のうち,ビタミンB2の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
口角炎,口唇炎,舌炎
肛門周囲及び陰部びらん
急・慢性湿疹,脂漏性湿疹
ペラグラ
尋常性
日光皮膚炎
結膜炎
びまん性表層角膜炎
3.の適応に対して,効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
リボフラビンとして,通常成人1日2〜30mgを皮下,筋肉内又は静脈内注射する。
なお,年令・症状により適宜増減する。
筋肉内注射時
筋肉内注射にあたっては,組織・神経等への影響を避けるため,下記の点に注意すること。
神経走行部位を避けるよう注意すること。
繰り返し注射する場合には,例えば左右交互に注射するなど,注射部位を変えて行うこと。
なお,乳児・幼児・小児には連用しないことが望ましい。
注射針を刺入したとき,激痛を訴えたり,血液の逆流をみた場合には直ちに針を抜き,部位を変えて注射すること。
アンプルカット時
本剤はワンポイントカットアンプルを使用しているので,アンプル枝部のマークを上にして反対方向に折ること。
なお,アンプルカット時の異物の混入を避けるため,カット部をエタノール綿等で清拭し,カットすること。
長期保存中,液の色が黒味を帯びることがあるが,これは成分中のビタミンB2がわずかに還元型となるためである。
ビタミンB2注「日医工」10mg 86円/管
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