多価・酵素阻害剤
| 一般名 |
ウリナスタチン
|
|---|---|
| 製造/販売 | 持田製薬 |
| 剤形/規格 |
|
本剤の投与は緊急時に十分対応できる医療施設において、患者の状態を観察しながら行うこと。
ウリナスタチン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
ミラクリッド注射液2万5千単位
ミラクリッド注射液
| 効能・効果 | 用法・用量 |
| 急性膵炎(外傷性、術後及びERCP後の急性膵炎を含む) 慢性再発性膵炎の急性増悪期 |
通常、成人には初期投与量として1回25,000〜50,000単位を500mLの輸液で希釈し、1回当たり1〜2時間かけて1日1〜3回点滴静注する。以後は症状の消退に応じ減量する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
| 急性循環不全 (出血性ショック、細菌性ショック、外傷性ショック、熱傷性ショック) |
通常、成人には1回100,000単位を500mLの輸液で希釈し、1回当たり1〜2時間かけて1日1〜3回点滴静注するか、又は、1回100,000単位を1日1〜3回緩徐に静注する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
ミラクリッド注射液2万5千単位
ミラクリッド注射液
| 効能・効果 | 用法・用量 |
| 急性膵炎(外傷性、術後及びERCP後の急性膵炎を含む) 慢性再発性膵炎の急性増悪期 |
通常、成人には初期投与量として1回25,000〜50,000単位を500mLの輸液で希釈し、1回当たり1〜2時間かけて1日1〜3回点滴静注する。以後は症状の消退に応じ減量する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
| 急性循環不全 (出血性ショック、細菌性ショック、外傷性ショック、熱傷性ショック) |
通常、成人には1回100,000単位を500mLの輸液で希釈し、1回当たり1〜2時間かけて1日1〜3回点滴静注するか、又は、1回100,000単位を1日1〜3回緩徐に静注する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
本剤を急性循環不全に用いる場合には、次の点に十分留意すること。
本剤の投与は一般的なショックの治療法(輸液療法、酸素吸入、外科的処置、抗菌剤等)に代わるものではない。
ショック症状が改善すれば、投与を中止すること。
薬物過敏症又はその既往歴のある患者
過敏性素因患者
過去にウリナスタチン製剤の投与を受けた患者[過敏症があらわれることがある。]
ミラクリッド注射液
調製時
本剤とガベキサートメシル酸塩製剤あるいはグロブリン製剤との混注は避けること。
その他
アンプルカット時の異物混入を避けるため、アンプルのカット部分をエタノール綿等で清拭しカットすること。
ミラクリッド(凍結乾燥製剤)
調製時
本剤は溶解後、速やかに使用すること。
本剤とガベキサートメシル酸塩製剤あるいはグロブリン製剤との混注は避けること。
総症例8,710例中、74例(0.8%)に副作用が認められている。その主なものはAST(GOT)・ALT(GPT)の上昇等の肝機能検査値の異常(0.4%)、白血球減少等の血液検査値の異常(0.2%)、発疹、
ショック、アナフィラキシーショック(頻度不明)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、血圧降下、頻脈、胸内苦悶、呼吸困難、皮膚の潮紅、蕁麻疹等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
白血球減少(頻度不明)があらわれることがあるので、定期的に臨床検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
以下のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。
| 0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | |
| 血液 | 白血球減少 | 好酸球増多 |
| 肝臓 | AST(GOT)・ALT(GPT)の上昇等 | |
| 過敏症注) | 発疹 |
|
| 消化器 | 悪心・嘔吐、下痢等 | |
| 注射部位 | 血管痛、発赤、 |
|
| その他 | 発熱 |
注)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
ミラクリッド注射液2万5千単位 885円/管
ミラクリッド注射液5万単位 1045円/管
ミラクリッド注射液10万単位 1894円/管
ミラクリッド
ミラクリッド 1045円/瓶
ミラクリッド 1894円/瓶
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