本剤に対し、過敏症の既往歴のある患者
薬物過敏症又はその既往歴のある患者
下記に伴う随伴症状
頭部外傷後遺症、脳梗塞・脳出血(慢性期脳血管障害を除く)
下記疾患における自覚症状及び他覚所見の改善
胃潰瘍、十二指腸潰瘍
ビュルガー病
皮膚潰瘍
アフタ性口内炎
通常、成人1日2〜4mLを筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
ショック等の反応を予測するため、十分な問診をすること。
本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー反応を起こしやすい体質を有する患者
本剤により再治療を開始する患者[過敏症に注意すること。]
筋肉内注射時
筋肉内注射により、注射部位に一過性の疼痛を起こすことがある。
筋肉内注射にあたっては組織・神経等への影響を避けるため、下記の点に注意すること。
筋肉内注射はやむをえない場合にのみ、必要最小限に行うこと。
なお、特に同一部位への反復注射は行わないこと。
また、低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には特に注意すること。
神経走行部位を避けるよう注意すること。
注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位を変えて注射すること。
アンプルカット時
アンプルカット時にエタノール綿等で清拭し、カットすること。
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度は承認時及び文献報告(1983年まで)を集計している。副作用評価可能症例は3552例であり、副作用発現率は0.6%(21例)で、主な副作用は蕁麻疹、発疹等であった。また、ショック等が報告されている。
[( )内に発現頻度を記載。]
ショック
ショック(0.1%未満)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、悪寒、悪心・嘔吐、胸内苦悶、発汗、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
次の副作用があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止すること。
| 0.1%未満 | |
| 過敏症 | 悪寒、悪心・嘔吐、蕁麻疹、発疹 |
| 肝臓 | 肝機能異常 |
ソルコセリル注2mL 119円/管
ソルコセリル注4mL 191円/管
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