2.1 閉塞隅角緑内障の患者[アドレナリン作用により散瞳を来し、症状を悪化させる。]
2.2 MAO阻害剤の投与を受けている患者[10.1参照]
表在性充血(原因療法と併用)
通常成人1回1〜2滴を1日2〜3回点眼する。
なお、年令、症状により適宜増減する。
連用又は頻回使用により反応性の低下や局所粘膜の二次充血を起こすことがあるので、急性充血期に限って使用するか、又は適切な休薬期間をおいて使用すること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 冠動脈疾患のある患者
冠動脈疾患を悪化させるおそれがある。
9.1.2 高血圧症の患者
血圧が上昇するおそれがある。
9.1.3 甲状腺機能亢進症の患者
本剤に対する感受性が高まるおそれがある。
9.1.4 糖尿病の患者
血糖値が上昇するおそれがある。
9.1.5 眼圧上昇素因のある患者
眼圧上昇に注意すること。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児に使用する場合には、全身投与の場合と同様の副作用が起こりやすいので使用法を正しく指導し、経過の観察を十分に行うこと。
14.1 薬剤調製時の注意
本品を小分けする場合は、微生物の混入等汚染が起きないよう注意し、一度小分けしたものは、本品容器に戻さないこと。また、汚染が起きたときは使用しないこと。
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
| MAO阻害剤セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ)[2.2参照] | 急激な血圧上昇が起こるおそれがある。 | 本剤はアドレナリン作動薬であり、MAO阻害剤の投与を受けている患者では、ノルアドレナリンの蓄積が増大しているため、併用した場合急激な血圧上昇が起こるおそれがある。 |
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 0.1%〜5%未満 | 頻度不明 | |
| 過敏症 | − | 過敏症状 |
| 眼 | 散瞳、調節近点延長、乾燥感 | 眼圧変動、刺激痛、反応性充血 |
プリビナ点眼液0.5mg/mL 10.6円/mL
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