バイオゲン注10mg 他

持続型ビタミンB1注射剤

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リスト同薬効薬剤
一般名 チアミンジスルフィド
製造/販売 扶桑薬品工業
剤形/規格
  • バイオゲン注10mg
  • バイオゲン静注50mg

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禁忌

  • 本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

  • ビタミンB1欠乏症の予防及び治療

  • ビタミンB1の需要が増大し,食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患,甲状腺機能亢進症,妊産婦,授乳婦,はげしい肉体労働時など)

  • ウェルニッケ脳炎

  • 脚気衝心

  • 下記疾患のうち,ビタミンB1の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合

    • 神経痛

    • 筋肉痛・関節痛

    • 末梢神経炎・末梢神経麻痺

    • 便秘などの胃腸運動機能障害

    • 術後腸管麻痺

  • 上記の諸症のうちビタミンB1欠乏症の予防及び治療,ビタミンB1の需要が増大し,食事からの摂取が不十分な際の補給,ウェルニッケ脳炎,脚気衝心以外の効能・効果に対しては,効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。

用法・容量

  • バイオゲン注10mg

    チアミンジスルフィドとして,通常成人1日5〜100mgを皮下,筋肉内又は緩徐に静脈内注射する。
    なお,年齢,症状により適宜増減する。

注意事項

適用上の注意

  • 調製時

    本剤は混合アミノ酸注射液,還元性を示す注射液との混合は避けること。

  • アンプルカット時

    本剤のガラスアンプル製品にはアンプルカット時にガラス微小片混入の少ないクリーンカットアンプル(CCアンプル)を使用してあるが,さらに安全に使用するため,従来どおりエタノール綿等で清拭することが望ましい。

  • 皮下・筋肉内注射時

    皮下・筋肉内注射にあたっては,組織・神経などへの影響を避けるため,下記の点に配慮すること。

    • 神経走行部位を避けるよう注意すること。

    • 繰返し注射する場合には,注射部位を変え,たとえば左右交互に注射するなど配慮すること。
      なお,乳・幼・小児には連用しないことが望ましい。

    • 注射針を刺入したとき,激痛を訴えたり,血液の逆流をみた場合は,直ちに針を抜き,部位を変えて注射すること。

  • 静脈内注射時

    静脈内投与により血管痛を起こすことがあるので,注射速度はできるだけ遅くすること。

取扱上の注意

  • 20mLポリアル(スノープル)製品

    • 内面に水滴が認められた場合は使用しないこと

    • インジケーター(ピンクの錠剤)が青紫〜青色に変色している時は使用しないこと

    • できるだけ光をさけて保存すること

    • 開封後は速やかに使用すること

相互作用

副作用

副作用発現状況の概要

  • 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用及び副作用用語

重大な副作用

  • ショック

    ショック症状があらわれることがあるので,血圧降下,胸内苦悶,呼吸困難等の症状があらわれた場合には,直ちに投与を中止し,適切な処置を行うこと。

その他の副作用

頻度不明
過敏症 注) 発疹等
消化器 悪心・嘔吐等
  • 注)このような場合には投与を中止すること。

薬価

バイオゲン注10mg
バイオゲン静注50mg 56円/管

評価サマリー

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