血液保存
血液量100mLにつき本品15mLの割合で使用する。
本品の容器には、ポリ塩化ビニル(可塑剤:フタル酸ジ(2-エチルヘキシル))を使用しているので、保存血液中に可塑剤が溶出するおそれがある。
14.1 全般的な注意
スパイク針は輸液口に垂直に刺通すること。斜めに刺通すると輸液口の側壁を貫通し、液が漏れる可能性がある。
14.2 血液製剤調製時の注意
カルシウム含有製剤と混和すると凝血をおこす可能性があるため混合輸注はしないこと。
本品の容器はやわらかいプラスチックのため、鋭利なもの等で傷つけないこと。
包装を開封したらすみやかに使用すること。
包装が破損、汚損している場合及び内容液等に異常が認められる場合は使用しないこと。
輸液口カバーが破れているときは、使用しないこと。
蒸気滅菌工程の水蒸気あるいはその後の熱処理のため、バッグが不透明になったり、輸液口内、バッグ表面や包装内に水分が残留することがあるが、使用上問題はない。ただし、著しい水濡等により内溶液の漏れが疑われる場合は、バッグを押さえて漏れの有無を確認すること。漏れが認められる場合は使用しないこと。
高温、多湿、直射日光を避けて保存すること。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
頻度不明 | |
短時間大量投与 | クエン酸による血中カルシウムイオン濃度の低下 |
JMSACD−A液
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