血液保存
生物学的製剤基準(保存血液)により血液量100mLにつき15mLの割合で用いる。
8.1 本品は可塑剤であるフタル酸ジ2-エチルヘキシルが溶出するおそれがあるので、注意すること。
14.1 全般的な注意
14.1.1 輸液口に針を刺す際は、まっすぐ刺すこと。斜めに刺すと輸液口の側壁を貫通し、液漏れの原因となることがある。
14.2 血液製剤調製時の注意
14.2.1 カルシウム含有製剤と混和すると凝血をおこすおそれがあるため混合輸注はしないこと。
20.1 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。
20.2 使用期限内でも包装を開封したものは速やかに使用すること。
20.3 以下の場合には使用しないこと。
・外袋内や容器表面に水滴や結晶が認められた場合
・容器から薬液が漏れている場合
・性状その他薬液に異状が認められる場合
・輸液口カバーがはずれている場合
20.4 蒸気滅菌工程の水蒸気あるいはその後の熱処理のため、バッグが不透明になったり、輸液口内に微量の水分が残留することがあるが、使用上問題はない。ただし著しい水濡れや、内容液のリークが疑われる場合は使用しないこと。
20.5 直射日光や水濡れのおそれのある場所や湿度の高い場所での保存はさけること。
次の副作用があらわれることがあるので観察を十分行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| 頻度不明 | |
| 短時間大量投与 | クエン酸による血中カルシウムイオン濃度の低下 |
カーミパックACD−A液
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